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2005年12月29日の記事

2005/12/29(木)PLCコメント案の研究会の見解

2017/10/11 21:37 注目の情報
 12/26 付けで示された模様。まぁ、関心のある人は眺めて下され。
 → 別添3 :「高速電力線搬送通信と無線利用との共存について(案)」に対して提出された意見の概要及びそれに対する研究会の見解
〔PDF ファイル/総務省〕
 突っ込みどころはなかなか満載ですよ。
 直接示すと、名誉毀損や誹謗中傷に当たりかねないので、以下に一部箇条書きで示しますが...



 ・国際標準規格 CISPR22 を本当に理解しているのか?
 ・外国では電力線はアース付きの3線式。日本はアース無しの2線式。後者の方が不要輻射は桁1つ以上大きいので、同列に扱うのは無理。
 ・PLC は世界的な潮流ではない。むしろ逆。勘違い&希望的観測で意見しないように。
 ・既存無線局と共存する以上、規制緩和なんぞ言語道断。
 ・日本のADSL 規格は Annex-C なんですが....
 ・PLC 使わなくても情報家電ネットワークは幾らでも構築可能。
 ・アマチュア無線や短波放送は既得権なんぞ無い。あえて「既得権」というなら、過去において社会貢献したことの見返りです。
 ・PLC そのものは国産技術ではない
 ・諸外国で PLC で通信障害が報告されとるから、世界的な潮流ではないんだが...意図的に情報隠されてるか?
 ・実測結果があるのにそれをを出さずして、パブリックコメント案にかけるとは、非常に卑法な手段だねぇ。
推進に都合悪いから出さないのでしょ?
 ・机上の論理だけだから問題ありと多くの人が指摘しているのに、「妥当だ」との一点張り。だったら、研究会メンバーで実験検証しなさい。
 ・電灯線アンテナは「稀な使い方」ではない。
 ・トラブルが起きた時の解決手段の懸念に一切見解・回答が無い。
 ・PLCは現状では過疎地の通信インフラには成りえない。ADSL と大した変わらんのだから。
 ・PLC は大容量コンテンツ媒体回線とはなりえない。どう考えても無理がある。



 37ページあって短時間で眺める代物ではないので、後半は読むのが疲れてしまったorz
 赤文字の部分が一番間抜けだった意見に対する感想。
 どうでもいいですが、自分が書いた意見が3箇所載っていたのにはちょっと驚いたかな。
 最初から「ごり押し推進ありき」という感じなので、まともに読まれるとすら思っていなかったのが正直なところだし。