2011/07/30(土)FreeBSD 9.0R のリリース作業開始

2017/10/12 4:33 サーバ運営・管理
筆者においては、FreeBSD 2.2.5 あたりから、ずっと使い続けている FreeBSD ですが、次のリリースは 9.0R になるようです。

9.0R の目玉となりそうなものは、
* OpenSSH に HPNサポート導入 ― SSL/SSH の転送速度が最大10倍くらいになる。
* Capsicum を導入 ― 本当に「唐辛子」を組みこむわけではありません。新たなセキュリティ機構の名称で、プログラムモジュール単位で細かなアクセス制御ができるようになるらしいです。

あと、
* BIND をベースシステムから外すか否かの検討 ― 今のところは実施保留

という話もあるようです。

予定通りに進んだことは一度も無いですが、一応、予定は組まれています。
http://www.freebsd.org/releases/9.0R/schedule.html

20110730.png

また、インストーラーが変わるようです。
名称も今までの sysinstall から bsdinstall に変わります。
画面などが変わるらしい上に、従来どおり日本語はサポートされない/日本語対応が間に合わないため、リリース後に時間とれれば、弊社サイトか、このブログで紹介したいと考えています。

2011/07/06(水)ルータの修理

2017/10/12 4:32 サーバ運営・管理
ルータというか、約10年使っているL3スイッチですが、
先日、筐体の一部が素手で触れないほど熱くなっており、
様子を見てみると、1台は3つある冷却ファン全てが逝っており、もう一台は3つある冷却ファンのうち、2つが逝っていて、もうひとつは逝くのが時間の問題であるのが確認できました。
このままでは、熱故障してしまう。

急遽、予備のスイッチングHUB をセットアップし、通信サービスを維持しつつ、調査開始。
ここにはお見せできないくらい、酷い綿ゴミの山(約10年分 orz)が築かれておりましたが、掃除機で吸い取った状態が以下:
20110706-1.jpg

20110706-2.jpg

コンデンサ膨張もなく、問題ありません。
さすがに連続稼動を意図した設計になっているみたい。
電源部も問題なさそうで、よくあの灼熱状態で動作していたなぁと。

早速、交換用ファンを調達し、修理・復旧しました。
冷却ファンは、大きさ 40mm で統一されていましたが、5V が 1つ、12V ものが 2つ。
12V ものは ATXパソコン用のものが使えます。これは比較的入手容易。
5V ものはやや特殊で、価格も高め。電子部品を扱っている販売店でないと入手困難です。

復旧後は生温かい感じになっています。

2011/07/01(金)perl 5.14.0 以降のバージョン + PostgreSQL 9.0.4 以前のバージョンにおける構築

2017/10/12 4:31 サーバ運営・管理
perl 5.14.0 以降は旧バージョンの perl とバイナリレベルでの互換がありません。
perl サポートを組み込むのであれば、再構築する必要があります。

また、perl 5.14.0 以降のバージョンと postgreSQL 9.0.4 までのバージョンの組み合わせでは、plperl の構築でコンパイルエラーになります。

postgreSQL 側のソースコードを以下の様に修正すると良いようです。
※該当行番号は、PostgreSQL のバージョンによって異なります。
20110701.png

修正後、再度コンパイルすることで解決します。
PostgreSQL 9.0.5 で解決されることが期待されます。