2010/03/25(木)FreeBSD 7.3R リリース

2017/10/12 3:51 サーバ運営・管理
2010/03/23 付けの模様。
いつものアナウンスメールは来なかった。7.3R の日本語マニュアル提供の情報など流れていたので、変だとは思っていたが、、orz

今回のハイライトは以下のようだ( http://www.freebsd.org/releases/7.3R/relnotes.html ) :
#適当な訳なので、間違いは補足よろしくです。

・ZFS ファイルシステムをバージョン13にアップデート。
・スレッド環境における malloc(3) のロック機構不具合を解消。
・sched_ule(4) のデッドロック不具合を解消。
・sysctl (8) に security.bsd.map_at_zero を追加。デフォルトは1。仮想アドレス0にオブジェクトを置くのを許可することを制限する機能のようで、NULL ポインタの悪用や誤用でカーネルアタックを防ぐことを 狙った(ものらしい・・・)
・loader(8) に gptzfsboot を追加。GPT と ZFS ファイルシステムからのブートを可能にする。
・CLFLASH という、CPU キャッシュの最適化機構を導入。[i386,amd64 のみ]
・amdsbwd(4) にて AMD SB600/SB7xx を新たにサポート。
・hwpmc(4) というハードウェアモニタ機構を新たに追加。[i386.amd64 のみ]
・DRM にて Radeon HD 4200 (RS880), 4770 (RV740), R6/7xx 3D, Intel G41 を新たにサポート。
・alc(4) にて、新たに AR8131/AR8132 PCI Express イーサネットドライバをサポート。
・cas(4) にて、新たに DP83065 をサポート。[sparc64 のみ]
・mfiutil(8) を追加。mfi(4) に作用する。
・mptutil(8) を追加。mpt(4) に作用する。
・yp(8) にて、shadow を新たに追加。
・service(8) を追加。rc.d スクリプトインタフェースを簡単にするものらしい。
・BIND を 9.4-ESV にアップデート。
・sendmail を 8.14.3 から 8.14.4 にアップデート
・GNOME を 2.28.2 にアップデート
・KDE を 4.3.5 にアップデート
・FreeBSD リリースにおけるISO イメージ中のファイル名にて、'FreeBSD-' という文字列を最初に付加するようにした。

あと、7.2R で結構問題だった、イーサネット回り全般の不具合はかなり修正したように見受けられます。
amd64とi386 においては、FreeBSD 6.2R 以上のバージョンでアップデート可能の模様。

2010/03/19(金)最新版のChrome でJavascriptの不具合?

現象の確認に何時間も填まったのでorz
先ず、提起のJavascript
  function rateing_submit() {
    var formElem = document.getElementById('form1') ;
    formElem.submit() ;

    window.opener.location.reload() ;
    self.close() ;
  }

続いて HTML側
<form name="form1" id="form1" action="/cgi-bin/request.cgi" method="POST">
  <input type="hidden" name="mode"  value="addrate">
  <input type="hidden" name="lisid" value="21">
  評価する曲 :ベートーベン - 第9<br>
  現在の評価 :3.0 (3 人の平均)<br>
  評価をどうぞ :
  <select name="addrate">
    <option value="1">1</option>
    <option value="2">2</option>
    <option value="3" selected>3</option>
    <option value="4">4</option>
    <option value="5">5</option>
  </select><br>
  <input type="button" name="action" value="評価登録"onClick="javascript:rateing_submit()">
嫌い→気に入った<br>  1・・・・5<br>
</form>
こうすると、Chrome では、Javascript の formElem.submit() が全く機能しません。
サーバにPOSTデータが行かないのです。HTML側で method を GET に変更しても現象は同じ。
これは、Chrome 固有で、手元のFirefox 3.6、IE8 では問題なく機能します。
別の関数などあるのかどうかも調べがつきませんでした。
おそらく、Chrome のJavascript で単純にバグがあるものと考えています。

2010/03/04(木)抵抗器などのカラーコード

2017/10/12 3:47 電子工作
たまには、電子工作の基礎的な内容を・・・
20100304.jpg

電子工作をしたことのある方々には見覚えのあるものか、と思います。
これを理解していると、ラジオキットなどの組立が楽に、面白くなります。

抵抗器にも色々な大きさや形状のものがありますが、多くは上記の画像のように4本ないし5本のカラーコードが書かれています。
大抵は端に寄っている側から読んでいきます。
端に寄っている側から
・実数部(最初の2本:4本ものの場合、又は3本:5本ものの場合)
・仮数部(10の何乗かを示す)
・許容誤差(実際の抵抗値は表記値よりどの程度の誤差があるかを%単位で示す)

カラーは0から9に特定の色が割り当てられており、以下のようになります。

 実数部仮数部誤差
 (茶)×10±1% 
 (赤)×100±2%
 (橙)×1000
 (黄)×10000
 (緑)×105±0.5%
 (青)×106 
 (紫)×107 
 (灰)×108 
 (白)×109 
 (黒)×1 
 (金)×0.1±5%
 (銀)×0.01±10%


判り難い場合も多々ありますが、その場合は金や銀のカラーコードで無い側から読んでいきます。
上記画像の上の抵抗器の例では、
緑・青・赤・金の順になっていますので、5・6・×100・±5%ということになり、
56×100 ±5% → 5600Ω ±5% → 5.6kΩ±5% ということになります。

また、上記画像の下の抵抗器の例では、
茶・黒・黒・橙・茶の順になっていますので、1・0・0・×1000・±1%ということになり、100×1000Ω ±1% → 100000Ω ±1% → 100kΩ ±1%ということになります。