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# cp mod_wsgi-4.5.20.tar.gz /usr/local/src # cd /usr/local/src # tar xvzf mod_wsgi-4.5.20.tar.gz # cd mod_wsgi-4.5.20 # ./configure --with-python=/usr/local/bin/python3.5 --with-apxs=/usr/local/apache2/bin/apxs # make # make install--with-apxs を指定することで、お使いのサーバにおける環境に合わせた構築が出来ます。 通常、mod_wsgi は、上記の場合、/usr/local/apache2/modules/ 配下に動的リンクでインストールされます。 Apache への mod_wsgi に対する設定は、以下を参考にどうぞ:
LoadModule wsgi_module modules/mod_wsgi.so WSGIDaemonProcess cgi-bin user=webadmin group=webuser processes=1 threads=5 WSGIScriptAlias / /home/webroot/hoge/cgi/app.wsgi <Directory "/home/webroot/hoge/cgi"> WSGIProcessGroup cgi-bin WSGIApplicationGroup %{GLOBAL} </Directory>ちなみに WSGIインタフェース自体は、Python に特化する目的を持つものではありません。 この辺りは勘違いされている諸氏が結構多いようです。 Perl だと mod_perl という Apache に組み込む形での有名な高速化拡張モジュールがありますが、それと同じようなものでしょうか。 Python 以外では導入メリットが見えにくいです。 最近のPerl はそれ自身が高速化してきているので、mod_perl 導入のメリットが見えにくくなってきているのと、mod_perl を組み込んだ状態にてCGIをスレッド動作させると原因不明の不安定な動作になったり、Perl 5.26 にすると、静的モジュールでは何故かインストールできないなど、色々問題があり、筆者のサーバでは mod_perl の利用は見合わせている状況です。 次に、Python から、PostgreSQL インタフェースを扱うモジュールをインストールするのですが、このインストールに先立ち、pip というサポートツール(?)を導入する必要があります。 Perl で言うところの CPAN に該当するものですね。
# python3.5 -m ensurepipあれ? と思った諸氏も居られるかもしれません。 多くのサイトには「Python 3.4 以降では、pip は同時にインストールされる」と説明されているからですが、FreeBSD11 にて Ports から Python を導入した場合、pip は導入されません。FreeBSD11 にて Ports から Python を導入した場合、pip は手動操作で導入しないと駄目らしいです。 でも、pip は今後のメンテナンスで必須になるものの、今回は使いません。 最後に Python の PostgreSQLインタフェースモジュールをインストールするのですが、これもpip では環境誤認識をするため、ソースコードを持ってきて、下記の手順が確実です。 事前に、PostgreSQL 本体をインストールしておくことは言うまでもありませんね。
# cp psycopg2-2.7.3.1.tar.gz /usr/local/src
# tar xvzf psycopg2-2.7.3.1.tar.gz
# cd psycopg2-2.7.3.1
# setenv PATH '/sbin:/bin:/usr/sbin:/usr/bin:/usr/local/bin:/usr/local/pgsql/bin'
# python3.5 setup.py build
# python3.5 setup.py install
ここで重要なのは、pg_config コマンドのパスを、環境変数 PATH に含めることにあります。
Python の psycopg2 は、Perl における DBI と DBD::Pg の組み合わせに相当します。