Webサーバソフトウェアとしては、5割強から6割程度のシェアを有する Apache ですが、今般、2.2.12 からhttps のネームベースバーチャルホストをサポートするようになったということで。。
この仕組みは特に SNI (Server Name Indication と言われているようです。
RFC4366(最新は RFC5246) で提案されています。RFC提案仕様変更の可能性があるため、正式サポートになるかどうかは不透明な部分もあります。
どの程度使えるものなのか、確認してみました。
今まで、https:// にてネームベースバーチャルホスティングは、SSL通信プロトコルの規則上、不可能でした。
そのため、バーチャルホスティングであっても https:// なサイト収容のためには、同じ物理装置にIPアドレスを複数割り当てるか、別々の物理装置に収容するなどして、IPアドレスが別々になるようにする必要がありました。同じ物理装置に収容する場合、IPアドレスベースのバーチャルホスティングと言われます。