2014/12/14(日)弊社サイトのスマートフォン&タブレット対応

2017/10/12 17:55 営業
やる暇が無かったんですが、やっとこ重い腰上げました。
次の仕事が来る前にやってしまわないと、この先ずっとやる暇が無いので、今やっています(苦笑)

スマートフォンやタブレットの場合、PC版とさほど大きな差は無い(Flash が基本的に使えないというやや重篤な問題はある)ものの、画面を縦にしても横にしても、閲覧に耐えうるものにするために「レスポンシブ Web デザイン」という手法を採用しているところが多い。

これは、アクセス元のブラウズ横幅などによって、自動的に適用するCSS を切り替え、表示体裁を変えることが出来る仕組みで、HTML の更新の手間を大きく省くことができるのですが、案外デザインの細かい部分に手が届かない難点があります。

弊社では、スマートフォン向けに3種類の表示レイアウトをサポートすることにしています。
と、いうことで、弊社のスマートフォン&タブレット向けサイトも「レスポンシブWebデザイン」で対応です。


↓↓↓ スマートフォン縦表示とタブレット縦表示 ↓↓↓
20141214_1.JPG

↓↓ スマートフォン横表示(横幅の関係でタブレット縦表示と同じ)↓↓
20141214_2.JPG

↓↓↓ タブレット横表示 ↓↓↓
20141214_3.JPG

作業完了次第、順次提供開始になります。

2014/12/08(月)Raspberry Pi model B+ をDNSサーバにしてみる

2017/10/12 17:53 サーバ運営・管理
取引先から試供用として預かっている Raspberry Pi model B+ 。
「返せ」と言われれば返却しなければなりませんが、同じものを買って返すということで。。
20141208_1.jpg

こういう代物は正直なところ、業務で扱わない限り関わることはまずありませんが、今回はたまたまですね。
確かに色々できるのですが、自立的に最初から何もできるわけではなく、このボード用のOSとアプリケーションを人手でインストールする必要があるため、取引先の業態ではコスト的・生産性的に合わないかなというと ころです。

このボードでは Debian 系の Linux OSである、RASPBIAN をインストールするのが確実。
こちらから、ダウンロードできます。→ http://www.raspberrypi.org/downloads/

提起サイトには掲載されていない FreeBSD10 なんかも FreeBSD本家サイトでは提供しているのですが、model B 用であり、model B+ には今のところ対応できていません。FreeBSD11-current で動作した例も見受けられる のですが、筆者の環境では上手くいきませんでした。

このボードだけでは、本当に何もできず、別途 8GByte 以上の microSD カードと、microUSB のACアタブタ(スマホ充電用のもので可)、HDMI ケーブルとディスプレイ、USBキーボードとUSBマウスが必要になります。

microSD カードは、32GByte 以上で class10 がお勧めです。
筆者は、東芝製の 32GByte,class10 ものを採用しました。
OSをインストールする際、予め microSDカードをフォーマットするように書かれていますが、通常、その必要はありません。

また、最近は Raspberry Pi model B+ 用の専用ケースが 1000円から 1500円前後で売られてはいますが、そのカネさえままならないので、簡易的なユニットを、下記のようにこしらえました。
20141208_2.jpg

Debian 系 Linux を常用している方々であれば、すんなりと触れると思います。
筆者は FreeBSD 使いなので、面食らいましたが。。orz

試行錯誤がありましたが、本日から実用試験的にこのボードで運用開始しました。
主目的は、消費電力の低減(→ 電気代の削減)にあります。
上手くいけば 10%弱の節電が実現できるはず・・です。

2014/11/24(月)suPHP の構築 ― Ver 0.7.2 からは一筋縄でいかない

2017/10/12 17:52 サーバ運営・管理
suPHP は、PHP をunix 上の各ユーザ権限で実行させるための Apache モジュールです。
これも今までのように行かず、導入に面食らいました。
# cd /usr/local/src
# tar -xvzf suphp-0.7.2.tar.gz
# cd suphp-0.7.2
# aclocal && libtoolize --force && automake --add-missing && autoreconf
# ./configure --with-apr=/usr/local/apache2/bin/apr-1-config
# make
# make install
(configure のオプション指定は、実際にはこれでは大きく役不足です)

ポイントは 4行目。
これがないと、
cannot find install-sh, install.sh, or shtool in config "@"/config
のようなメッセージが出るだけで、何も出来ません。
aclocal,automake 等は、FreeBSD の場合、 ports の devel/autoconf 、 devel/automake をインストールすることで入手できます。

libtoolize を実行しないと、make時に Version mismatch error となってしまう模様。

〔参考〕suPHPのインストール  (がらくたネット)

2014/11/24(月)FreeBSD における mysql のアップデート手順

2017/10/12 17:50 サーバ運営・管理
筆者は、直交性が無く、事前に調べなければ 100% 失敗するかのような、感覚的に理解できない mysqlの構築オプションに、正直なところ面食らっています。
情報量が多いので何とかなっているというところでしょうか。

1)先ずは、バックアップ。 これは常識的に行う作業です。
# mysqldump -A -u user -p > dumpfile.sql

これで、全てのデータベースクラスタを SQL にてダンプ出力します。
SQL でないと、バージョンが異なるアップデートの際、データを元に戻せません。

2)FreeBSD ports にてインストール(例示は mysql 5.5 の場合)
# cd /usr/ports/databases/mysql55-server
# make BATCH=yes WITH_CHARSET=utf8 WITH_XCHARSET=all install clean
# rehash

3)データベースクラスタの設置場所をこしらえる
# mkdir /home/db/mysql
# chown -R mysql:mysql /home/db/mysql

4)設定情報の雛形をコピー
# cp /usr/local/share/mysql/my-medium.cnf /home/db/mysql/my.cnf
# chown mysql:mysql /home/db/mysql/my.cnf
# chmod 644 /home/db/mysql/my.cnf

5)サーバ起動時に自動起動するようにする
# vi /etc/rc.conf

〔/etc/rc.conf に下記を追記〕
mysql_enable="YES"
mysql_dbdir="/home/db/mysql"

6)mysql の設定
# vi /home/db/mysql/my.cnf

〔/home/db/mysql/my.cnf の [mysqld]セクションに追記〕
skip-character-set-client-handshake
character-set-server = utf8
datadir = /home/db/mysql

〔/home/db/mysql/my.cnf の [client]セクションに追記〕
default-character-set = utf8

7)mysql サーバを起動
# /usr/local/etc/rc.d/mysql-server start
Starting mysql.


8)データベースの初期設定
# mysql -u root
mysql> SET PASSWORD FOR root@localhost=password('mysql_root_pass');
(mysql root ユーザのパスワード設定。任意の文字列を指定。)

mysql> SELECT user,host FROM mysql.user;
+------+---------------------+
| user | host        |
+------+---------------------+
| root | 127.0.0.1      |
| root | ::1         |
|   | hoge.basekernel.jp |
| root | hoge.basekernel.jp |
|   | localhost      |
| root | localhost      |
+------+---------------------+
6 rows in set (0.00 sec)

#上から3つめと上から5つ目は、空ユーザで、誰でもログインできてしまうため、削除。
mysql> DELETE FROM mysql.user WHERE user='';
mysql> SHOW DATABASES;
+--------------------+
| Database      |
+--------------------+
| information_schema |
| mysql       |
| test        |
+--------------------+
3 rows in set (0.00 sec)

#データベース test を削除。
mysql> DROP DATABASE test;
mysql> EXIT;
Bye.

9)リストア
# mysql -u user -p < dumpfile.sql
Enter password: mysql_root_pass
(パスワードを入力)

#以下は任意
mysql> CREATE DATABASE db_name;
mysql> GRANT ALTER,CREATE,DELETE,DROP,INSERT,LOCK TABLES,SELECT,UPDATE ON db_name.* TO user_name@localhost IDENTIFIED BY 'user_pass';
mysql> EXIT;
Bye.

○ ログイン
# mysql -u root -p
Enter password: mysql_root_pass
(パスワードを入力)

○ バージョン表示
# mysql --version
mysql Ver 14.14 Distrib 5.5.40, for FreeBSD9.3 (i386) using 6.3

○ ユーザ削除
mysql> REVOKE ALL PRIVILEGES, GRANT OPTION FROM 'user_name'@'localhost';
mysql> DELETE FROM mysql.user WHERE user='user_name' and host='localhost';

〔参考〕FreeBSD サーバ構築マニュアル MySQL5 インストール
 freebsd.server-manual.com
〔参考〕FreeBSD 9.1-RELEASEにMySQL 5.5をインストール
 クソゲ~製作所

2014/11/23(日)FreeBSD における PHP 5.5.x の mysql サポート

2017/10/12 17:48 サーバ運営・管理
FreeBSD 9.3 にて、mysql 5.5.40 Server を Ports にて導入し、
PHP 5.5系にて mysql アクセスのサポートをしようと構築をかけると、
構築の最終段階(本当に構築の最終工程)で、
ext/mysqlnd/.libs/mysqlnd_ps_codec.o: In function `ps_fetch_float':
ext/mysqlnd/mysqlnd_ps_codec.c:233: undefined reference to `__extendsfsd'
ext/mysqlnd/mysqlnd_ps_codec.c:233: undefined reference to `__extendsddf'
のようなエラーが出て構築できない現象に嵌りました。
FreeBSD 10.x系 ではこのようなエラーは出ません。
おそらく gcc コンパイラ と clang コンパイラの違いなのでしょう。

PHP 5.5 におけるmysql サポートは複雑で、先ず、
・ mysql インタフェース
・ mysqli インタフェース
・ PDO-mysql インタフェース
の3種類あります。 
このうち、最初の mysql インタフェースは古いので、利用は非推奨。
将来のバージョンでは削除されることが決まっています。

mysqli は拡張 mysql インタフェース、 PDO-mysql は Perl で言うところの DBI インタフェースみたいなものです。

今どきの PHP アプリケーションは、mysqli と PDO-mysql を使うように強い推奨がなされている状態です。
さらに、この内部モジュールは、各インタフェース専用以外に3つを統合した mysqlnd というものがあり、構築オプションによっては mysqlnd をインストールするようになっている感じです。全部で mysql サポートがモジュール4つあるらしく、何故こういう面倒なことになっているのか、利用者には理解不能です。

どうやら、configure で指定する構築オプションの組み合わせで mysqlnd を使う場合に、上記のエラーとなるようです。
今のところ、FreeBSD 9.x 以下のバージョンで PHP 5.5 を mysql 対応にする場合、 configure のオプションは、必ず以下をつけるといいです。
--with-mysql=/usr/local
--with-pdo-mysql=/usr/local
--with-mysqli=/usr/local/bin/mysql_config
--disable-mysqlnd
--with-mysql-sock=/tmp/mysql.sock
ポイントは --disable-mysqlnd でmysqlnd を外す指定です。
環境によっては mysql の unix ソケットが検出できず、この場合も mysqlnd を使うように強制されてしまうようなので、明示的に指定します。

筆者は PHP も mysql も使いません。昔からこの類の変更が多いからです。
アプリケーションの寿命が長い perl と postgreSQL を多用しており、長い目でのメンテナンス工数の面からお勧めしています。

2014/10/30(木)うーむ・・・ports/pakages の嫌なところ

2017/10/12 17:46 IPv6基礎
最近の FreeBSD ports は、BerkeleyDB のデフォルト選択が 5.3.28 になったようで、依存管理の把握が面倒くさくなりそうなので、一念発起(?)にて再構築しているのですが、再構築したつもりで、いざ BerkelayDB 4.8.30 を削除しようとしたら・・・
20141030.png

まだ依存関係があるorz
依存関係にあるパッケージを全て消そうとするのです。

自動的に依存関係まで処理して更新してくれれば楽なんですが・・・
こんなメンテナンスやる奴もあまりいないでしょうね。
しかし、不可解な挙動が突如発生する原因のひとつが、こうしたバージョン管理の問題なんです。指摘されてから対応すると無駄に時間とられるので、それがすごく嫌なのです。

2014/10/01(水)気象通報サイトを作ってみた

前回の記事を投稿した直後から準備を始めて、
未完成部分多いですが、一応見せられる状態になったので掲載します。
20141002.png

気象庁からXMLデータにて情報を貰い、それをHTMLなどに変換して表示等を行う仕組みです。
XSLT や XSD などの知識が無いと作れませんでした。

現在のところ、天気予報・週間天気予報・警報/注意報・土砂災害警戒情報・竜巻注意情報を扱っています。
また、電子メール通知サービスと、ごく簡単なXMLフィード(独自形式)を提供しています。

次は長期予報・地震情報を提供開始する予定ですが、このシステム開発は本業作業ではやれませんので、たぶん年末以降になりそうです。

こちらで提供しています → Web気象通報

2014/07/28(月)FreeBSD9/FreeBSD10 - オンラインマニュアルをUTF-8 で日本語化

2017/10/12 17:41 サーバ運営・管理
FreeBSD をはじめとする、Unix/Linux には、最初から英語によるオンラインマニュアルが付属しており、すぐ使えます。CUI環境でも、
% man ls
とかすると、以下のように表示されます。
20140728_1.png
しかしながら、筆者は日本人ですから、出来れば日本語で使いたいものです。
FreeBSD については、以下のところで継続的に翻訳・メンテナンスをして下さっている方がおります。→ http://www.koganemaru.co.jp/ 〔小金丸コンピュータエンジニアリングサービス〕
当方もお世話になっています。
ただ、FreeBSD 9/FreeBSD 10 で UTF-8 環境の場合、上記サイトに記されている方法では、上手く日本語マニュアルが表示できません。
自分メモとして以下に手順を残しておきます:
1)該当バージョンのマニュアルをインストール
〔FreeBSD 9.3 の場合〕
% pkg add ftp://ftp.koganemaru.co.jp/pub/jman9/ja-man-doc-9.3.20140726.txz
〔FreeBSD 10.0 の場合〕
% pkg add ftp://ftp.koganemaru.co.jp/pub/jman10/ja-man-doc-10.0.20140522.txz
2)小金丸さん作成のマニュアルは、EUC-JP コードでインストールされるため、
  これを手作業で UTF-8 に変換・保存する。]
#あらかじめ、nkf (portsカテゴリ:japanese)を インストールしておく必要があります。
〔FreeBSD 9.3/FreeBSD 10.0 共通〕
% cd /usr/share/man
% cp -r ja ja_JP.UTF-8
% find ja_JP.UTF-8 -name '*.gz' -exec gunzip '{}' ';'
% find ja_JP.UTF-8 -name '*.[0-9]' -exec nkf -Ew --overwrite '{}' ';'
% find ja_JP.UTF-8 -name '*.[0-9]' -exec gzip '{}' ';'
% nkf -Ew --overwrite ja_JP.UTF-8/whatis
3)新しい groff を、ports でインストールします。
〔FreeBSD 9.3/FreeBSD 10.0 共通〕
% cd /usr/ports/textproc/groff
(groff 1.22 では、インストールの最終段階でエラーが出るので、
 ファイル plist 内の img を含む行を、コンパイル前に削除する必要あり)
% make install
% make clean
4)/usr/bin/man を変更します。
  FreeBSD 9.0 からは、man コマンドが 伝統的な shスクリプトで構成されているようです。
〔FreeBSD 9.3/FreeBSD 10.0 共通〕
333c333
< NROFF="$NROFF -T$nroff_dev"
---
> NROFF="$NROFF -D$nroff_dev -T$nroff_dev"

936c936
< NROFF='groff -S -P-h -Wall -mtty-char -man'
---
> NROFF='/usr/local/bin/groff -S -P-h -Wall -mtty-char -man'

940c940
< TROFF='groff -S -man'
---
> TROFF='/usr/local/bin/groff -S -man'
ここで、再び、
% man ls
として、以下のように日本語になっていればインストール完了です。
20140728_2.png

(参考:http://d.hatena.ne.jp/akira_you/20120316/p1
〔FreeBSD 9.0RELASEで日本語manを使う-akira_youの私見〕)

2014/06/30(月)PC-BSD10 を入れてみた(3)

PC-BSD10 では、 Firefox + Flash player も使用できます。
20140701_7.JPG

サーバ側でUA を見ると、 X11; FreeBSD amd64 とあるのですが、Linux 版というわけでもなさそうで、64bit版なのかも不明です。
しかも Firefox のバーションは 29.0 です。

ただ、PC-BSD は 64bit 版しかありません。

次回は、オフィス環境を検証したいと思います。
但し、すぐ出来ない可能性が高いです。orz