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・両面感光基板 | 感光基板でプリント基板作るのであれば、必然的ではあるが・・・ |
・両面感光基板対応露光装置 | 当方は、昔買ったこれまたサンハヤト社謹製の BOX-W9B というものを使っています。 しかし、これはもう現在では製造自体していません。 後継となる対応機種はなく、両面基板対応のものは BOX-W7000 しかない。 しかもこれは20万円以上するため、現実には、BOX-S3000 にて片面ずつ露光するか、BOX-S3000 も安くないため、各自の創意工夫が求められる部分であることがネックですね。 |
・両面テープ | 露光時、基板の位置固定に使用します。粘着力は弱いのものを選びましょう。 撮影時、この粘着テープを使用しましたが、これでも粘着力が強すぎると感じました。 |
・プリント基板の切れ端 | 両面テープと共に、基板の位置固定に使用します。 プリント基板は1.6mm厚または1.0mm厚のものが多いので、 現物と同じ厚みのものを2枚必ず用意しましょう。 撮影時の不手際で、両面テープを張った状態の切れ端になっています。。 |
・スルピンキット (スルーホールを作る場合) | 0.8mm用のものを用意しましょう。最も小径且つ最も多く使うのが 0.8mm穴。 個人的にはこれでも太いと思う。 ワンランク細いもの、例えば 0.7mm とか 0.6mm ものが欲しいですね。 |
・はんだ吸引機 (スルーホールを作る場合) | スルーホールの生成時に必須なのです。詳細はスルピンキットの説明を参照お願いします。 |
1)パターン作成 先ずは通常通りパターンを作成します。 この時、基板アートワークの外側にトンボ線を必ず入れておきます。 (いわゆる十字線とかトリムマークと称するもの) これが重要です。 | |
2)ポジフィルムの張り合わせ トンボ線に平行になるように2辺に両面テープで基板の切れ端を合わせ、 裏面と表面のトンボ線を合わせつつ、貼り合わせていきます。 この精度が裏表のズレの精度に直結しますが、トンボ線に合わせることで、 意外と0.1mm以下の誤差にすることが可能です。 裏表や上下を間違えないように、細心の注意を払いましょう。 | |
3)通常どおり、露光とエッチング 両面基板ですから、 露光もエッチングも片面基板2枚分の考慮が必要なことに注意しましょう。 いつも片面基板ばかりで作業していると忘れがちなところです。 過露光でごく一部のパターンが切れてしまいました・・・ | |
4)スルーホールの作成 スルーホールにしたい穴にスルピンキットでスルーホールを作成。 ― スルーホールを打ち込み、 ― ハンダで埋め込み、 ― ハンダ吸引機で余分なハンダを吸い取る・・ という工程の繰り返しですが、 慣れないので仕上がりがかなり汚くなってしまいました・・・ ハンダ吸い取り機は小さいほうがいいかもしれません。 | |
5)実装してみた 一部部品の実装サイズ確保を誤ってしまい、 更なる空中配線の部品が出てしまいました・・・ orz しかしながら、動作はしたので、これで完成としてしました。 |