2005/01/15(土)プーチン来日

 3月頃になるとの話です。
 今年は「戦後60年」と言われていますが、北方領土問題が起きてからも60年。
 北方領土問題になると「魚取らせてが本音でないの?」とかいうのが必ずいて、実際にそういう意見も散見されるが、
 事の本質はそういう間の抜けた話ではない。
 1945年に当時のソビエトがやったこと。それは「強盗(強奪)」です。
 共産主義体制下ではこんなことは普通なんですね。1979年あたりの、アフガニスタン侵攻と似たようなものです。
 数回ここでも言及はしていますが、1855年の日露和親条約(通商条約)で、択捉島とウルップ島の間を国境として、
 話し合いで決めたのです。
 4島返還はここが原点。1993年の東京宣言ではなく、1993年の時点で、やっとまともになりだしたか、というレベルです。
 ついでにいうと、北緯50°以南のサハリンも、国際的な認識(東アジアを除く)では、日本領です。
#説明長くなるので、あとは各自で調べて(爆)

 しかし、日本は1945年にここは放棄せざるを得なかったわけで、国籍不明地帯としている地図もあるらしいです。
 まぁ、「4島一括返還」という土産を持ってこない限り、ロシア要人の来日は、まともには歓迎されないでしょうねぇ。。