2005/10/02(日)可変利得差動増幅回路の実験
2017/10/11 22:15
直流増幅器に対するツッコミは結局誰からもありませんでしたが、
大霊界(ばき☆)からアドバイスをいただき、
差動増幅という手を使うことにしました。
差動増幅というのは、一言で片付けると、電圧の差を増幅するもので、
これについて言及しようとすると、本が1冊できてしまうので、
意味がわからない人は、他をあたっていただくことにしましょう。
いろいろ、手持ちの書籍(今は絶版らしい)を調べていたら、
左記のような回路が収録されていました。
これなら部品数少なくて済みそうだなと。。
ところが、同じ回路で別々の設計計算式。どっちか判らん、、
ということで、実験してみることにしました。
ちなみに図中の2つのR1 と 4つのR2 はそれそれ同じ値にする必要ありです。
やはり、ICL7650を使いたいので、ここ で入手。
すぐ入手できたことは助かったが、かつてよりえらく高額。1個 ¥682 (だったかな...)。
このICは秋葉原あたりでも、どこでも打っている訳ではなさそうなので仕方ないか。。
早速、以下の回路を組んで実験開始。
要領を得なかったのと、貧乏でまともな測定器はない(テスターしかない)ので、実験にまる1日かかりました。
e-out に直流安定化電源に組み込む電圧計を接続し、IN+ と IN- に乾電池と、可変抵抗器をかまして、 R0 を変化させ、
2V フルスケールになるときの入力端電圧を測定。計算すれば、実際の増幅率が出てくるので。内部抵抗の影響はあるが、無視。
結局、下の式(茶色表記)が正しかった模様。
これで、電流計アンプ部分のめどが立って、さあ修理、と思ったのですが、、、
図示のようにレンジ切り替えのアナログスイッチ(アナログマルチプレクサ)が無視できない値になるので、全く使い物になりません。
ON 抵抗が相対的に小さくなるくらいに無視できる程度に、R1やR2 を大きくすれば良いのですが、今度は動作が安定しません。
現在、検討中です。
#その後目処は立ちました(爆)