2005/10/05(水)現役21年目の自作電源装置
2017/10/11 22:12
目下、これの後継ぎとなるものを製作中というわけです。
この頃は、北海道の道東の知床半島に近い地域に住んでいたことで、
部品の入手が困難だったため、幾つかの部品は必要としているものとは違っていても、
入手可能なものでがまんしたり、ゴミ捨て場に捨ててあったTV受像機から部品を調達したりで、そういうことで苦労した記憶があります。
近くに電子部品売っている店がある人には恐らく想像できないことでしょう。
電流計ひとつとっても、この電源装置は最大2Aまでなのですが、
入手困難だった故、仕方なく5Aのものなのです。
数年ぶりに中をのぞいてみました。(画像クリックで大きな画像が別ウィンドウで表示されます)
配線に使っている線材は、殆ど全て捨ててあったTV受像機から調達したものです。
2つあつ電源トランスのうち、右側にあるものも、捨ててあったTV受像機から調達したもの。
部品そのものも、全体的に現在よりひとまわり大きい部品です。
逆に同じ形状の部品は現在は入手不可のものもいくつか散見されます。
故障しても部品の形状が古過ぎて修理不能です。
それにしても実装は雑で、よく動作してるなという感じです。
この図はこの電源装置の回路図です。
実用電子回路ハンドブック(1)、(5) あたりを参考にしています。
回路の一部は、工業所有権など設定されている可能性があるので、
個人で実験装置作る程度なら何も問題は起きないと思いますが、
「むやみにこれをパクッた商品などを作らない」方が懸命です。
あと、現在の直流安定化電源装置はもっと複雑です。