2005/02/01(火)安定化電源のプリント板パターンの作成
2017/10/12 1:32
プリント板は、電子部品を載せる板に銅箔の配線を施すもので、全ての電子機器に使われています。
電子部品を扱う店で買ってくるときは、銅箔が片面、もしくは両面に一面に張られた「板」ですが、
これを「エッチング」と呼ばれる方法で、電子部品どうしを回路図どおりに配線するのです。
昔は、全て方眼紙に下書きしていたのですが、
今は、パソコンソフトで手書きよりも遥かに細かく高密度に描くことが出来ます。
やることは、電子部品の配置決めと、銅箔配線パターンを考えることです。
現在は、コンピュータが回路図から自動的に生成するのが主流だと思いますが、(特に企業では)
貧乏技術者には、そのような高額なソフトウェアや装置はないので、一から考えるのです。
部品の形状・大きさの確認、配線方法による回路そのものへの影響を考えながらの作業で、一番きつい作業です。
どうしても配線が出来ず、回路図を機能的に変わらない範囲で一部変更する場合もあります。
次は、回路図とこのプリントパターン図を照合して、整理したら、やっと直流安定化電源の修理開始です。