2020/01/23(木)Raspberry Pi 3 Model B+ に FreeBSD12.1 をインストール (2)
2020/01/23 4:39
/etc/rc.conf に最初に記述されている、イーサネット関連のデフォルト設定値は、
ifconfig_DEFAULT="DHCP"となっています。
この状態で起動すると、DHCPネゴシエーションで通知された参照用DNS設定ファイル /etc/resolv.conf が自動生成されています。
当然のことながら、LAN上にDHCPサーバが無い場合、このファイルは自動生成されません。
筆者の場合は以下のようになりました:
search deverop.basekernel.ne.jp#セキュリティ対策上、IPアドレスは伏せてあります。
nameserver xxx.xxx.xxx.xxx
nameserver yyy.yyy.yyy.yyy
見てのとおり、IPv4 で機能しています。
適宜変更が必要かもしれません。
先ずは、ユーザ名 freebsd の削除・変更と、root パスワードの変更。
初期値は、ユーザ名 freebsd パスワード freebsd でログインでき、root のパスワードは、root なので、変更すべきです。(メンテナンスを簡単に始められるようにこうなっている)
先ず、ユーザ名 freebsd を削除して、新たに任意のユーザ名を追加、root のパスワードは変更しましょう。
更に、/etc/group の wheel 行に、root ユーザになれるように 新たに追加した任意のユーザ名を追加し、ユーザ名 freebsd は削除することを忘れないように。
次に /etc/rc.conf の変更。以下のようにします:
hostname="bypass_ctl"ホスト名、IPアドレスやネットマスク、デフォルトルータあたりの設定は、使用中のネットワークポリシーに合わせます。
defaultrouter="172.16.15.1"
ifconfig_ue0="inet 172.16.15.188 netmask 0xffffff00"
ntpd_enable="YES"
ntpd_sync_on_start="YES"
inetd_enable="YES"
sendmail_enable="NONE"
sendmail_submit_enable="NO"
sendmail_outbound_enable="NO"
sendmail_msp_queue_enable="NO"
growfs_enable="YES"
keymap="jp.kbd"
/etc/ntp.conf はデフォルト値でも大丈夫ですが、ネットワーク内に公開NTPサーバがある場合や、指定されている場合は、そのサーバを設定します。
基本インストールの最後に、タイムゾーンの設定です。
日本時間の指定は、以下のコマンドを root ユーザにて実行します:
# tzsetup /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo一度設定すれば、次回の起動以後もこのタイムゾーンで動作します。
設定の最後に
# shutdown -r nowで、再起動します。