2014/02/13(木)この風景も見納め??

久々に、雪祭り(大通り会場)に行ってきました。
これは駅前通り(国道36号線)の様子。
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左側に三越が見えますが、このあたりから、南4条までこの道路の両脇を路面電車が通ることになります。

ええ、雪解けたら工事が始まるんです。
札幌市からは何も言ってきませんが、中央分離帯に生えている大きい木は、路面電車の架線の安全性確保から見て、撤去されると思います。

札幌で唯一残っている路面電車を、南1条と南4条の間を接続して「ループ化」するという事業。
地元市民の中では、どちらかといえば「反対」の声の方が多い。
#客観的データ取ったわけではないが、当方が会う人は「反対」のほうが圧倒的。

現市長の自己満足的強引な事業と言ってもいい。いますぐ辞めさせたいのは山々だが、今は後釜にまともな人がいないので我慢している、と言う感じ。

この道路、元々片側3車線幅あったわけではなく、1960年代初頭に激しい拡幅反対運動が起き、苦渋の立ち退きをした沿線住民の犠牲の上に拡幅された道路。
ただでさえ渋滞するのに、更に渋滞に拍車かけて、車両締め出して旧市街化しようとでもしているのかの模様。全く現実的ではないんです。

この道路の北側、大通りから札幌駅前までも既に現市長の自己満足事業で歩道が拡幅され、中央分離帯の大木が引き抜かれ、車線が1つ減っています。

変なところにカネかけて、肝心な部分をケチる現市長の行政は、「コンクリートから人へ」と豪語していたどこかの政党と同じ香りです。