2020/11/06(金)rsync 3.2.3 のインストール
2020/11/06 6:33
rsync は、別名「ソフトウェア RAID」とも言われ、任意のディレクトリやファイル単位で複写を行うことが出来るソフトウェアで、ご存じの方も多いでしょう。
ネットワークを介して、物理的に別の機器にバックアップする、といったことが可能です。
今年6月になって、3.2.x にバージョンアップし、現在の最新バージョンは、3.2.3 になっています。
3.2 系になってから、下記のライブラリが必要になった模様。
FreeBSD の場合は、予め Ports で導入してしまいます:
liblz4 (Ports カテゴリ:archivers) zstd (Ports カテゴリ:archivers) xxhash (Ports カテゴリ:devel)その後、
# tar xvzf rsync-3.2.3.tar.gz # cd rsync-3.2.3 # setenv CPPFLAGS '-I/usr/local/include -I/usr/include' # setenv LDFLAGS '-L/usr/local/lib -L/usr/lib' # setenv LD_LIBRARY_PATH '/usr/local/lib /usr/lib' # ./configure --disable-md2man # gmake # gmake install(※注 csh を使用)
とすると、インストールできます。使用方法は、3.1 系と変わりません。
〔2024/06/17 追記〕
rsync の最新版は、3.3系 になっていますが、今のところ、インストールに関しては 3.2系と同様の手順で上手くいくようです。