2014/06/12(木)作業場の一部改良

2017/10/12 17:24 雑多なトピック
ここ最近、機器設計・開発の請負作業があって、それがひと山越えたので・・・
これは作業直前 2014/05/29 の状況。。20140612_1.JPG

場所が手狭な上に常に左斜め前のディスプレイを向きながらの作業のせいか、
肩こり、偏頭痛、腰痛が酷くなり、これは作業姿勢のせいだと確信し、
どうにかしてディスプレイを正面に持ってきて、作業場所をせめてA4ノートが広げられる程度のスペースが欲しいということで、棚などを設置しました。

これが 2014/06/12 の状況。
20140612_2.JPG

5/30 の夜に作業開始し、終わったのは、 6/1 の未明でした。
この体裁で2週間近く作業していますが、肩こりがするものの、以前よりは症状が軽く、偏頭痛や腰痛は出なくなりました。作業姿勢は重要です(苦笑)。

2014/04/24(木)TV放送の画素数-4Kとか8Kって??

2017/10/12 17:19 雑多なトピック
パソコンでは意識する方々も多いですが、TV放送については、多くの方々はあまり意識していないのではないでしょうか。

コンピュータディスプレイとTV受像機は似て非なる代物ですが、
表示する部分だけは、液晶であってもブラウン管であっても同じものです。

つまり、フルカラーを発色できる細かい点の集まりが縦横に並んでいる点は同じです。
精細でリアルな映像は単位面積あたりの点の数をより多くすることで実現できることから、現在はいかに単位面積あたりの点の数を多くするか、ということに開発競争の主力が注がれています。
題名の4Kとか8Kがこの画面上の点の数を示す名称になります。

○2011年までのアナログTV放送
ご存知の方も居られるかもしれませんが、
日本のTV放送は、米国で実用化されたNTSC方式を採用していました。
走査線(縦解像度の該当)数は 525。有効ライン数は 483。
横方向の解像度は 640 ピクセルでした。
DOS/V の画素数(640x480) の策定根拠は、おそらくここから来ていると思います。

○現在のディジタルTV放送
日本のディジタルTV放送は、NHKが開発した ISDB と呼ばれる方式で、現在は南米の殆どの国やアフリカの一部でも採用されています。
走査線数は 1125。有効ライン数は 1080。
横方向の解像度は 1920 ピクセル(衛星放送)または 1440ピクセル(地上放送)です。
ですから、1920x1080 がTV放送の画素数です。

ISDB には大きく、
ISDB-S(衛星放送)、ISDB-T(地上放送)、ISDB-C(ケーブルTV放送)、ISDB-TSB(地上ラジオ放送)の4種があり、更にワンセグ放送の技術仕様などの細則が定められているようです。

○単なるハイビジョンとフルハイビジョンの違い
ハイビジョンはNHKの商標で、HDTV(High Definision TV/高精細度テレビジョン) というのが技術的な正式名称のようです。

TV受像機のカタログを見たことがある方はご存知かと思いますが、
「フルハイビジョン対応」と書かれたものとそうでないものがあることに気づくかと思います。これは、受像機自体の画素数です。

フルハイビジョンの画素数は 1920x1080。
「単なる」ハイビジョンの画素数は、たいてい 1366x768 です。
純粋に販売価格低減を図るためと思われます。
また、1366x768 の画素数は、別名「HD」と言われます。
また、縦方向の画素数が 650以上であれば、「ハイビジョン」と名乗ってよいことになっています。

2013年までに発売されたTVは、28インチ未満であれば、多くが「単なる」ハイビジョンです。つまり、 1366x768 の画素数です。
今年(2014年)になって、フルハイビジョン仕様のものが増えてきました。
気になる方は確認するといいでしょう。

○ やっと4K・8Kの意味です・・
4Kは、画素数 3840x2160 のもの(派生もので 4096x2160 がある)、
8Kは、画素数 7680x4320 のもの(派生もので 8192x4320 がある)を指します。

「K」というのは、度量を表す際に 1000を意味する「キロ」のKです。
横方向が約 4000前後のものは4K,横方向が約8000前後のものは8Kとなります。
また、フルハイビジョン(1920x1080) 画面4枚分の表示能力があるので4K,8枚分の表示能力があるので8Kという言い方も出来ます。

画面を表示する際の情報量も現在のフルハイビジョンの4倍、8倍必要なので、伝送方法の圧縮や処理方法などの実用化試験などが現在進められているようです。

2014/04/23(水)コンピュータディスプレイの画素数

2017/10/12 17:16 雑多なトピック
20140424.jpg
これは、1920x1080 の画素数を持つ 23インチのパソコン用液晶ディスプレイですが、
最近はこの画素数のディスプレイが事実上の標準(デファクトスタンダード)になっていて、今後はこの画素数を基準に画素数が増えていくような勢いを感じます。

画素数は、一応標準化されてはいるものの、実際は、実にいろいろな規格が見事に派生・乱立しており、ここでは発達過程を記すために主なものを抜粋したものを掲載しておきます。

日本独自
画素数(規格名)コメント
160x100 NEC PC-8001 で採用
320x200(CGA)1980年代前半に発売された多くの 8bit パソコンで採用
640x200 1980年代前半に発売された高級8bit パソコンで採用
640x400(DCGA)MZ-2500,PC-9801 などで採用
1120x750 PC-98ハイレゾモード,FMR-60,FMR-70などで採用


上記の画素数は現在では、640x400,1120x750を除き、対応するディスプレイ自体が市販されていません。


アクペクト比 4:3 系列
画素数(規格名)コメント
320x240(QVGA)VGA の4分の1の大きさという意味で Quarter VGAという意味
640x480(VGA)DOS/V パソコンの標準表示モード
800x600(SVGA)Super VGA
1024x768(XGA)extented grafhic array。前世代の デファクトスタンダード。
1152x864(XGA+)
1280x1024(SXGA)17インチ-19インチディスプレイでの標準。アスペクト比5:4。
1600x1200(UXGA)Ultra XGA の意味だが、SVGA 4枚分の大きさになる。
2048x1536(QXGA)Quad XGA。XGA 画面4枚分という意味。


アクペクト比 16:9 系列
画素数(規格名)コメント
1280x720(HD 720p)FullHD(1920x1080) 画面の3分の2の大きさ。単に 720p と呼称することもある。
1366x768(HD)標準高解像度。現在はワンランク下の機器に採用されることが多い。
1600x900(HD+) 
1920x1080(FHD)Full HD。現在は、この画素数が標準になっている。TVのフルハイビジョンもこの画素数。
2560x1440(WQHD)25インチ以上の大型ディスプレイ向け。
2880x1620(3K)画素数が FullHD の3倍。
3840x2160(4K/QFHD/UHDTV 2160p)Full HD 4枚分の大きさ。
7680x4320(8K/UHDTV 4320p)Full HD 8枚分の大きさ。