2007/03/06(火)Web-Radio キット BB-Shout
2017/10/11 9:21
いくつか、製作評価や改良を記述したブログやWebサイトが見受けtられますが、音質の評価が無いな、ということで、記事にしてみました。 :-)
このWebラジオは、 パソコンが無くても 高速インターネットに常時接続出来る環境があれば、MP3 ストリーミングが再生できるというのが大きいですかね。WINAMP をサポートしているサーバであれば、このWebラジオで再生できます。
音質ですが、サーバ側からの転送レートで当然違ってきます、ただ、96kbps 以上になると、目だった差は感じません。
むしろ、転送レートの差による音量の差が目立ちます。技術的に避けられない現象ですが。。
ただ、再生される音質は、まぁまぁ(というか、意外に良い)です。少なくとも「音が悪い」と評価する人は殆どいないのではないかと思われます。
MP3 デコーダには、専用のLSIが採用されています。フィンランドのメーカのもので、これが部品点数が少なく安価に済むのだそうで。
音量、高音(トレブル)、低音(バス)、全て電子ボリュームの形を取ります。
192kbps まで対応だそうですが、192kbps では、コントローラに採用している H8 マイコンの処理が追いつかないことがあり、音とびや音のかすれが起きることがあります。
バッファに 2MByte のRAMが採用されているせいか、再生までに少し時間がかかるようです。なので、数秒以上の再生遅延が必然的に発生します。
オーディオ出力のインピーダンスは、回路図を見る限り、結構高めです。ヘッドフォンが最適負荷です。
なので、スピーカで聞きたい場合は、ライン入力や外部入力がついているオーディオパワーアンプやラジカセが必要です。
#マイク入力や、PHONE入力では、このWebラジオの出力では恐らく過大信号になります。
ウチでは、仕事場と寝室にこのWebラジオの再生音が聞けるようにしています。
ちなみに寝室へは 15m くらいの2芯シールドケーブルで配線していますが、ノイズは無いようです。