2005/12/13(火)SpamAssassin 3.1.0
2017/10/11 21:44
だいぶ改良はされてきたようですが、日本語の電子メールに関する spam 認識精度の評価はそんなに良くないようです。
ですが、実際に実験(18時間ほど経過しています 12/13 22:20)してみると、
spam な電子メールの7割ほどは確実に spam として認識しています。
すり抜けはありますが、誤認識(spam でないものを spam と認識する)は今のところ全くありません。
SpamAssassin は、spamc/spamd のペアで動作する spam チェックデーモンとしての動作が可能なので、
サーバ負荷(オーバヘッド)を減らすためにこれを採用。
perl がシステムにインストールされていれば、
perl -MCPAN -e shell
の後、
install Mail::Spamassassin
install Net::DNS
install Mail::SPF::Query
で spamassassin 本体と一緒にインストールされます。
Net::DNS と Mail::SPF::Query は spamd が必要とするようです。
今回は、サーバ負荷軽減のため、spamd を使います。spamd は、こんな感じで起動。
バーチャルドメインを扱う場合、このようにするとよいでしょう:
/usr/local/bin/spamd -u spamd -d -c -l -r /var/run/spamd/spamd.pid -x --virtual-config-dir=/var/mail/%d/%l/spamassassin/spamd
SpamAssassin も完全な spam フィルタ(というか、完全なものはあり得ない)ではないので、
spam なのに spam でないと判定されたり、その逆もあります。
そのような場合、多くの Web サイトや blog には、
sa-learn --spam -u user@domain filename (spam でないと誤認識したものを spam だと学習させる)
sa-learn --ham -u user@domain filename (誤ってspam と認識したものを spamでないと学習させる)
のような形式で、手動学習させるように man sa-learn には書かれていますが、実際は全く期待通りに機能しません。
実際は、
spamc -L spam -u user@domain < filename (spam でないと誤認識したものを spam だと学習させる)
spamc -L ham -u user@domain < filename (誤ってspam と認識したものを spamでないと学習させる)
のようにします。これで、spam フィルタ機能盛り込みの目処が立ちました。
2005/12/12(月)Courier-Maildrop と バーチャルドメイン運用な Postfix の連携
2017/10/11 21:46
ウチでは、FreeBSD 5.4上で稼働させ、LDAPでユーザ管理やっていますが、同じように応用できました。
Maildrop は procmail 同様、ローカルメールサーバで使うメールフィルタですが、
バーチャルドメインの扱いなどが、procmail よりやりやすいので、こちらを採用。
入手は → こちら のページの下の方から。現行最新バージョンは 2.0.1 です。
Courier シリーズなソフトなので、他のソフト、例えば有名な Courier-IMAP と同様、
一般ユーザでコンパイルまで行い、インストールを root ユーザで行います。
こんな感じで作業を行います。必要ないオプションもあるかもしれません(爆)
% setenv CPPFLAGS -I/usr/local/include % setenv LDFLAGS '-L/usr/local/lib -L/usr/lib -L/lib' % tar xvyf maildrop-2.0.1.tar.bz2 % cd maildrop-2.0.1 % ./configure --prefix=/usr/local/courier --with-etcdir=/usr/local/courier/etc --enable-maildrop-gid=mailuser --enable-trusted-users=vmail --enable-trusted-groups=mailuser --enable-syslog=1 --disable-tempdir MAKE=gmake % gmake % su # gmake install-strip # gmake install-man # cd /usr/local/courier/bin # chmod 4755 maildrop # chmod 4755 lockmail
※注意:事前に courier-authlib と pcre ライブラリのインストールが必要です。
./configure の部分は見やすいように、複数行にて記述しているが、実際は、改行せずに1行で入力。
ユーザ名・グループ名・ディレクトリは実際のマシンに合わせて適切に変更すること。
trusted ユーザIDの設定を行わないと、エラーになって配送しません。
chmod にて setuid しておかないと、エラー 0x06 になり、これも配送されません。
しかしまぁ、Courier シリーズはそこそこ造りの質は良いのに、日本語な情報が少なくて難儀しています。
2005/11/22(火)IE 5.5/6.0 に Javascript の脆弱性
2017/10/11 21:55
「脆弱性」とは何かというと、一言で言えば「貴方のコンピュータが乗っ取られる」ことです。
実は、最近、拡販目的を視野に入れた、やや高機能なショッピングカートなCGI作ったんですが、
そのときに Javascript を使うか、サーバサイドで CGI 使うか、で結構悩んでいたのです。
どちらも一長一短があるので。
結局、セキュリティ的な問題が小さくなると思われる、CGI 形式にしたのです。
とりあえずは、良かったですつーか。
2005/07/26(火)Windows 98 と Windows 98SE
2017/10/11 24:31
SE は Second Edition の略。見た目ほとんど変わらないですが、周辺機器のドライバーソフトとなると、話がちょっと違います。
さらに今では、 Windows 98 というと、 Windows98SE のことを指すらしい。仕方なく使っている身にはもの凄く不親切。
Windows 98 では対応できていたのに、 Windows 98SE だ不具合が出るというものがいくつかありました。
嵌ったのはLANカード。〔Laneed LD-10/100AL〕
ドライバに問題があるのが判明するまで3時間ほど。メーカのサイトにその情報は皆無で、2ch で発見した始末。
しかも5年前のもの。しかも生産終了品のようで、これもいつ完全にサポート打ち切りになるか判りません。
こんな非効率な作業をいつまで強いられるのでしょうか。。
2005/07/23(土)どうやっても書いてくれない
2017/10/11 24:34
しかしながら、ここ みたいに、成功している方もいらっしゃるようなので、出来ないことはないだろうと、
いろいろいじってみたんですが。。。
xmlrpc ライブラリ(?)と、metaWeblog.newPost なるAPI さえあればいいということで、
google で探しまくってプラグインなんぞ置いてみたですが。。
blogpet 側からは Request は来て、サーバ側で コード 200 を返す(正常終了)ので、おそらく、tdiary 側の実装か設定の問題。
しかし、どこにも情報を吐かないので、内部で何が起きているのかさっぱり判りません。
BlogPet に tdiary に記事や突っ込みを書かせる。
密かに期待している人多いのでは?
tdiary 開発コミュニティを見る限り、結構この手の話題は嫌がられてるようで、
個人的には「要望を出す」という気にもなれないですが(爆)