2011/07/06(水)ルータの修理
2017/10/12 4:32
先日、筐体の一部が素手で触れないほど熱くなっており、
様子を見てみると、1台は3つある冷却ファン全てが逝っており、もう一台は3つある冷却ファンのうち、2つが逝っていて、もうひとつは逝くのが時間の問題であるのが確認できました。
このままでは、熱故障してしまう。
急遽、予備のスイッチングHUB をセットアップし、通信サービスを維持しつつ、調査開始。
ここにはお見せできないくらい、酷い綿ゴミの山(約10年分 orz)が築かれておりましたが、掃除機で吸い取った状態が以下:
コンデンサ膨張もなく、問題ありません。
さすがに連続稼動を意図した設計になっているみたい。
電源部も問題なさそうで、よくあの灼熱状態で動作していたなぁと。
早速、交換用ファンを調達し、修理・復旧しました。
冷却ファンは、大きさ 40mm で統一されていましたが、5V が 1つ、12V ものが 2つ。
12V ものは ATXパソコン用のものが使えます。これは比較的入手容易。
5V ものはやや特殊で、価格も高め。電子部品を扱っている販売店でないと入手困難です。
復旧後は生温かい感じになっています。
2011/07/01(金)perl 5.14.0 以降のバージョン + PostgreSQL 9.0.4 以前のバージョンにおける構築
2017/10/12 4:31
2011/06/25(土)/usr/local/lib/libldap.so: undefined reference to `fetchGetURL'
2017/10/12 4:29
openLDAP サポートを必要とする他のアプリケーションを構築しようとすると、
/usr/local/lib/libldap.so: undefined reference to `fetchGetURL'
のようなリンクエラーが出て構築できないという状況になる場合があります。
日本語での情報が全く無いため、記録しておきます。
google のお世話になりました。英語が苦手なのでちと苦労を。。(爆)
これは、openLDAP 2.4.24 以降の新しいバージョンで fetch(3) ライブラリをデフォルトで組み込まなくなったことによります。
FreeBSD の場合は、fetch(3) ライブラリはOS標準で用意されています。
OpenLDAP 2.4.23 以前と同じ挙動にするためには、openLDAP 2.4 コンパイルの configure 時に、
--with-fetch
をconfigure オプションに追加します。
しかし、FreeBSD の場合、これだけでは駄目なのです。
コンパイル、インストールは何の問題もなくされるのですが、なんと、configure スクリプト自身にバグが潜んでいます。
以下のパッチを当てる必要があります:
@@ -22234,7 +22234,7 @@
if test $ol_cv_lib_fetch != no ; then
- LUTIL_LIBS="$LUTIL_LIBS $ol_link_fetch"
+ LIBS="$LIBS $ol_link_fetch"
> ol_link_fetch=freebsd
elif test $ol_with_fetch != auto ; then
上記の修正後、--with-fetch オプションを追加した状態にて、いつもどおり configure から openLDAP 2.4 を構築することで解決します。
(追記 2011/07/14)
OpenLDAP 2.4.26 に於いて、このバグは解消されているようです。
2011/06/15(水)dovecot 2.0.13 を FreeBSD8.2R 上で構築
2017/10/12 4:28
* dovecot 2.0.x のインストール準備
OSに dovecot と dovenull アカウントを作成。
# dovenull アカウントは 2.0 になってから必要になった
./configure 、make は v1.2.x と同じようにできる。
* dovecot 2.0 のコンフィギュレーションファイル dovecot.conf
v1.2 からは書式が大幅に変更されていて、正直難解なものになってしまった。
しかし、v1.2 のコンフィギュレーションファイルがあれば、v2.0 用に変換するツールが付いている。先ずは以下の要領で変換する:
# copy dovecot.conf dovecot.conf.old
# doveconf -n -c dovecot.conf.old > dovecot.conf
弊社では ver 1.2 からのアップグレードで、
これでOKかと言いたいところだが、リハーサルしてみると、実際はそのままではまともに起動しなかった。 dovecot.conf に以下の変更が必要だった:
service auth {
executable = /usr/local/libexec/dovecot/dovecot-auth ← 削除
unix_listener /var/spool/postfix/private/auth {
group = postdrop
mode = 0660
user = postfix
}
user = root
vsz_limit = 128 M
}
ちなみにこれは、SMTP-AUTH に dovecot SASL を使う場合の設定。
これで起動できる。
また、SSL 署名ファイルの書式はちょっと特殊。
ssl_cert = </etc/postfix/tlskey/clione.basekernel.ne.jp.pem
ssl_key = </etc/postfix/tlskey/clione.basekernel.ne.jp.key
赤文字部分の '<' が何故か必要。消す必要はありません。
最初は変換エラーかと勝手に思い込んで、わざわざ削除してしまい、填ってしまった...orz
参考にどうぞ。
2011/06/14(火)Samba 3.5.8 を FreeBSD 8.2上で構築
2017/10/12 4:27
Compiling ../nsswitch/winbind_nss_freebsd.c
make: don't know how to make EXTRA_FLAGS. Stop
や
Linking non-shared library bin/libsmbclient.a
make: don't know how to make EXTRA_FLAGS. Stop
といった、エラーを出して、 samba の導入が出来ない。
これは既知の問題らしく、3.5.0 が提供された時点から未だすべて修正されていない模様。
日本語での情報は無かったが、どうやら以下のようにすると大丈夫らしい。
source3/Makefile の 1405行目付近:
# $(LIBSMBCLIENT_THREAD_OBJ) ../nsswitch/wins.o ../nsswitch/winbind_nss_linux.o: EXTRA ....
つまり、$(LIBSMBCLIENT_THREAD_OBJ) で始まる行を探し出し、その行をコメントアウトする。
参考になれば幸いです。
2011/06/13(月)〔参考〕Apache 2.2 のSNI ホスティング設定
2017/10/12 4:26
Apache 2.2.12 以降で使用できます。
あとは、通常のノンセキュア名前ベースバーチャルホストと大きく変わりません。
--- ここから
Listen 443
NameVirtualHost aaa.bbb.ccc.ddd:443
SSLStrictSNIVHostCheck off
<VirtualHost aaa.bbb.ccc.ddd:443>
DocumentRoot "/home/webroot/site1/ssdocs"
ServerName www.example.com
SSLEngine on
SSLCertificateFile "/usr/local/etc/apache/certs/www.example.com.pem"
SSLCertificateKeyFile "/usr/local/etc/apache/certs/www.example.com.key"
(以下、その他の設定)
</VirtualHost>
<VirtualHost aaa.bbb.ccc.ddd:443>
DocumentRoot "/home/webroot/site2/ssdocs"
ServerName www.example.net
SSLEngine on
SSLCertificateFile "/usr/local/etc/apache/certs/www.example.net.pem"
SSLCertificateKeyFile "/usr/local/etc/apache/certs/www.example.net.key"
(以下、その他の設定)
</VirtualHost>
2011/06/13(月)ネーム(名前)ベース SSL バーチャルホストは今や可能
2017/10/12 4:25
今まで、SSLのバーチャルホスティングは、サイト毎に異なるIPアドレスが必要で、昨今のIPアドレス枯渇を受けて、不要不急の立ち上げを規制しているなどの面もあって積極的には対応していませんでした。
エンドユーザに対しては、「サイト毎にIPアドレスが必要 → 提供費用の上乗せ」ということにならざるを得ずという状況でした。
ですが、現在では「SNI対応ブラウザ」さえあれば、「ネーム(名前)ベース SSL バーチャルホスト」が出来ますので、同じ品質で今までより安価にSSLサイトを運用・構築できる道が拓かれています。
月額換算で最低4000円程度から対応できます。
SNI対応ブラウザは、2011/06/13 現在以下の通りです。
一部ゲーム機に以下のブラウザが搭載されていますが、ゲーム機では基本的にSNI対応はされていません。
お使いのものが WindowsXP であれば、Internet Explorer を捨てる選択をお勧め。
但し、Internet Explorer からの乗り換え誘導のほうが、経済的負担より重いかもしれません。
・Opera 8 以降全て (TLS 1.1 を手動で有効・確認する必要がある)
・Firefox 2 以降全て
・Chrome 6 以降全て
・Safari 3.2.1 以降
(Safari については、MacOS X,Windows 7 以降で対応。その他は不可)
・Lynx 2.8.7rel1 以降
・Internet Explorer 7,8,9
(Internet Explorer については、Windows vista 以降で対応。Windows XP は不可)
また、サーバでもSNIに対応していることが必要です。
以下の要件を満たしていれば、たいていの場合、自動的に導入されています。
・Apache 2.2.12 以降のバージョンで、OpenSSLライブラリ付きで構築している
・OpenSSL 0.9.8k 以降
(OpenSSLがTLS拡張オプション〔enable-tlsext〕ありで構築している)
(OpenSSL 0.9.8f 以降であれば、TLS拡張オプションありで再構築すれば対応できる)
FreeBSD の場合、OpenSSL がOSにバンドルされていますが、8.1R が OpenSSL 0.9.8n, 8.2R が OpenSSL 0.9.8q で、8.1R からデフォルトでTLS拡張オプション対応です。
2011/02/25(金)FreeBSD 8.2R/7.4R リリース
2017/10/12 4:23
○ FreeBSD 8.2R リリースノート(勝手な和訳)
- [amd64] FreeBSD/amd64は、物理的な記憶容量より等しいか大きいサイズの KVAスペースの確保をします。 この変更は、ZFSを使用するときしばしば起こる“kmem_map too small”パニックを防ぐのを助けるでしょ う。
- FreeBSD GENERICカーネルは現在、KDBとKDB_TRACEオプションでコンパイルされます。 8.2-RELEASEから、カーネルは、ddb(8)のようにデバッガバックエンドなしで stack(9) を使用することにより、panic時のスタックトレースを表示するのをサポートします。このことが panic時におけるGENERICカーネルのデフォルトの振舞いを変えないことに注意してください。
- FreeBSD の crypto(4) フレームワーク(opencrypto)は、XTS-AES(XEX-TCB-CTS、またはCipherText StealingがあるXEXベースのTweaked Code Bookモード)をサポートしました。(XTS-AESはIEEE Std. 1619-2007 で定義されます)。
- [amd64] FreeBSD/amd64カーネルにおけるXen HVMサポートが改良されました。 その他の詳細に関しては、xen(4)マニュアルページを参照してください。
- FreeBSDは、GPT(GUID Partition Table)を完全にサポートしました。 プライマリヘッダーとプライマリパーティション・テーブルのチェックサムは現在、適切に確かめられます。
- [amd64,i386] aesni(4)ドライバーが新設されました。 これは、インテルCPU上に、AESアクセラレータがあると、crypto(4)のためにAES操作を加速します。
- [amd64,i386] aibs(4)ドライバーが新設されました。 これは、ASUSマザーボードにてハードウェアセンサをサポートし、acpi_aiboost(4)ドライバーの置き換えになります。
- tpm(4)ドライバーに、信頼されるモジュール(トラステッドプラットフォームモジュール) 判定サポートが加えられました。
- xhci(4)ドライバーに、Extensible Host Controller Interface (xHCI) と USB3.0サポートが加えられました。
- FreeBSD Linuxエミュレーションは、video4linux APIをサポートしました。これは multimedia/pwcbsdと、multimedia/webcamdによって提供されたもの等の Linuxネイティブな video4linux ハードウェア・ドライバーを必要とします。
- miibus(4)は、一般的なIEEE802.3 annex 31B full duplexフロー制御サポートのために書き直されました。これに伴い、alc(4)、bge(4)、bce(4)、cas(4)、fxp(4)、gem(4)、jme(4)、msk(4)、nfe(4)、re(4)、stge(4)、およびxl(4) に伴うドライバー atphy(4)、bmtphy(4)、brgphy(4)、e1000phy(4)、gentbi(4)、inphy(4)、ip1000phy(4)、jmphy(4)、nsgphy(4)、nsphyter(4)、およびrgephy(4) をアップデートしました。
- 新しい netgraph(4) に node_ng_patch(4)が新設されます。 これは通り抜けるパケットのデータ変更を実行します。 変更は8、16、32の符号のない整数か64ビットのサイズでC言語操作の部分集合に制限されます。
- FreeBSD TCP reassembly は改良されました。 SMPシステムに影響する長年のバグが解消され、net.inet.tcp.reass.maxqlen sysctl(8)変数が、動的に変わるソケットバッファサイズを示します。 FreeBSDの パケット受信は、現在、接続スループットを向上させる以前より、かなり良好にパケット損失回復(特に待ち行列オーバーフローで引き起こされた損失)を扱います。
- siftr(4)、Statistical情報 For TCP Research(SIFTR)カーネルモジュールは新設されました。 これは、活発なTCP接続におけるさまざまな統計をログファイルに登録する機能です。 それはシステム管理者、開発者、および研究者を対象にした、非常に高度なTCP接続状態の測定をする能力を提供します。
- geli(8) GEOM クラスは、現在、デフォルトでXTS-AESモードを使用します。
- ディスクフォーマットのときに、ZFSを Version 15へアップデートしました。そして、OpenSolaris から ZFSに様々な性能改良を導入しました。
- Userlandサポート dtrace(1) が新設されました。これはuserlandソフトウェア自体の試験とカーネルとの相関関係を許容します。その結果、場面の後ろで先へ進んでいる状況の表示ができます。 dtruss(1)ユーティリティを加えました。そして、この機能をサポートするためにlibprocをアップデートしました。
- gpart(8)ユーティリティは、GPTパーティション・テーブルを回復できるようになりました。
- part(8)ユーティリティは、現在、GPTでGPT_ENT_ATTR_BOOTME、GPT_ENT_ATTR_BOOTONCE、およびGPT_ENT_ATTR_BOOTFAILEDに属性をサポートします。 コマンドラインの属性キーワードは、bootme、bootonceであり、それぞれbootfailedされました。
- libarchiveライブラリと tar(1) ユーティリティは、LZMA(Lempel-Zivマルコフ連鎖アルゴリズム)圧縮形式をサポートしました。
- newsyslog(8)ユーティリティは、デフォルトsyslogd(8) PIDファイルに優越するために -S pidfileオプションをサポートしました。
- newsyslog(8)ユーティリティは、新たに処理ファイル包含のために、特別なログファイル名
- pmcstat(8)ユーティリティは、現在、トップソースとしてファイルとネットワークソケットをサポートします。 これはシステムの上で例えば、ローカルのシンボルなしでTCPの上のトップモニターを許します。
- tftp(1)とtftpd(8)ユーティリティは、より良い相互運用性のために改良されました。そして、それらは、現在、RFC1350、2347、2348、2349、および3617をサポートします。
- periodic スクリプトに zfs関連が加えられました。 その他の詳細に関しては、periodic.conf(5)マニュアルページを参照してください。
- periodic スクリプトに、ミスマッチしているチェックサムでインストールされたポートのファイルを見つけるスクリプトが加えられました。 その他の詳細に関しては、periodic.conf(5)マニュアルページを参照してください。
- sysinstall(8)ユーティリティは、デフォルトと最小のパーティションサイズに、以下の値を使用するようになります: /のための1GB、/varのための4GB、および/tmpのための1GB。
- ACPI-CAを20101013にアップデートしました。
- ee(1) をバージョン1.5.2にアップデートしました。
- ISC BINDをバージョン9.6-ESV-R3にアップデートしました。
- netcatをバージョン4.8にアップデートしました。
- OpenSSLをバージョン0.9.8qにアップデートしました。
- タイムゾーンデータベースをtzdata2010oリリースにアップデートしました。
- xzを2010年4月12日スナップショットから5.0.0リリースにアップデートしました。
- GNOMEデスクトップ環境(x11/gnome2)をバージョン2.32.1にアップデートしました。
- KDEデスクトップ環境(x11/kde4)をバージョン4.5.5にアップデートしました。
○ FreeBSD 7.4R リリースノート(勝手な和訳)
- GNOMEデスクトップ環境(x11/gnome2)をバージョン2.32.1にアップデートしました。
- KDEデスクトップ環境(x11/kde4)をバージョン4.5.5にアップデートしました。
- [sparc64] FreeBSD/sparc64が新たにサポートされました。
- [sparc64] FreeBSD/sparc64は、UltraSPARC IV, IV+, and SPARC64 V CPUをサポートします。
- alc(4)ドライバーは、Atheros AR8151/AR8152 PCIe Gigabit/ファースト・イーサネットコントローラを新たにサポートしました。
- bge(4)ドライバーは、BCM5718 PCI Express x2 デュアルポートギガビットイーサネットコントローラを新たにサポートします。 このファミリーは、BCM5714/BCM5715家の後継であり、IPv4/IPv6チェックサムのVLANハードウェア動作、TSO、タグ付け、ジャンボフレーム、MSI/MSIX、IOV、RSS、およびTSSが機能します。 ドライバーの最新版はIOVとRSS/TSS以外のすべてのハードウェア機能をサポートします。
- fxp(4)ドライバーは、i82550とi82551コントローラのVLAN上でTSOをサポートしました。
- re(4)ドライバーは、RTL810xE/RTL8168/RTL8111 PCIeのために64ビットDMAをサポートしました。
- rl(4)ドライバーは、現在、RTL8139Bか、より新しいコントローラ上でWoLをサポートしました(Wakeup on LAN)。
※詳細は、それぞれのリリースノート参照下さい。
FreeBSD 8.2R 〔英文〕
FreeBSD 7.4R 〔英文〕
2010/10/24(日)postgreSQL にて、initdb時と違う文字コードで DB 生成
2017/10/12 4:10
しかし、当方では検証を終えていないので、8.4.x を使用しています。
UTF-8 なDBを作成しようと、
createdb -U hoge -E utf-8 exampledb
としたところ、
createdb: database creation failed:
ERROR: new encoding (UTF8) is incompatible with the encoding of
the template database (EUC_JP)
HINT: Use the same encoding as in the template database,
or use template0 as template.
※見やすいように適当に改行しています。
実際の表示体裁は、画面幅一杯で折り返して表示します。
という、横文字エラーメッセージ出て作成できません。
散々既出のようですが、メモ代わりということで。。
横文字は解読が苦手orz だが、いろいろサイトを訪ねあたってみると、どうも、template0 を使って生成しろ、ということらしい。。
当方では、initdb (サーバに初期化データベースをインストール)時に、文字コードを EUC-JP にしました。こんな感じ:
initdb -D /db --encoding=EUC_JP --locale=C
この場合、EUC-JP 以外の文字コードでDBを生成する時はこうしないといけないようです。
createdb -U hoge -E utf-8 -T template0 exampledb
これで何事も無かったかのように UTF-8 なDBが生成できました。
何でこんなことになったのかは、知りません。orz
2010/10/21(木)adiary は、ModPerl::Registry ではまともに動作しない
2017/10/12 4:08
携帯電話閲覧にも対応し、wiki も意識しているようです。
記事保存DBに postgreSQL が利用できます。
利用価値の高いソフトウェアです。
Perl(5.6以上のバージョンが必要)で動作し、Apache2 のWorker MPM、mod_perl2 対応としています。
adiary の場合、このmod_perl2 対応というのが曲者。Apache側の設定を、以下のようにしないと、まともに動作しません:
<Directory "*******">
Options ExecCGI
SetHandler perl-script
PerlResponseHandler ModPerl::PerlRun
PerlOptions +ParseHeaders
Order allow,deny
Allow from all
</Directory>
ModPerl::Registry は、1回目の実行で、コード解析結果をバイナリでメモリ上に保持しておき、高速化を図るモード。それ故、200% - 2000% の高速化になるのです。
ModPerl::PerlRunは、Perl インタプリタをメモリ上に保持し、実行の度にコード解析して実行するモード。このモードでは、数10ms 実行時間が短くなる程度。
ちなみに、mod_perl を無効にしても、勿論、きちんと動作します。
変数の初期化を端折っていると、このような不可解な現象になるのです。
perl では、変数宣言しなくても、勝手に未定義値で初期化する仕組みなので、案外あり得る現象です。
adiary で mod_perl がまともに動作しないという方は、Apache上でのmod_perl 設定を確認してみるとよいでしょう。