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お手持ちのパソコンにて NAVTEX や 気象FAXを受信するために、受信機のAF出力を直接PCのサウンドカードなどのライン入力やマイク入力に接続して使っている方も多いと思います。
しかし、こうすると、オーディオケーブルがアンテナになって、受信ノイズが増えることがあります。
当方でもその現象が起きて悩んでいました。
しかし、GNDを分離すると効果が大きい、という話を聞いてやってみることにしました。
上記のようにとても簡単な回路です。
オーディオ用ドライバトランスのひとつである、山水のST-75 を2つ使ってラジオ側のアースとPC側のアースを電気的に分離します。
これだけの話です。
ST-75 は、1次側が10kΩ、2次側が600Ωで2次側はセンタータップがついています。
今回は、センタータップは使いません。たいていは1次側が入力、2次側が出力です。逆でも使用できますが、インピーダンスが合わないと、過大入力になったり、過小入力になったりします。
電子工作の経験があれば、小一時間で作ることが出来るとおもいます。
材料費はおよそ 1400円くらいです。
効果の程は・・・
ケーブルを接続すると、350kHz ~ 460kHz 付近のノイズが増えて、和文NAVTEXなどが受信しにくくなる影響あったですが、かなり改善されています。測定器などないので、客観的なデータを示すことが出来な
いのがアレなんですが。。
簡単なものなので、お試ししてみる価値はあると思います。
なお、接続するケーブルはシールドケーブルにしましょう。