メッセージ

2005年03月18日の記事

2005/03/18(金)安心と安全は別物(1)

2017/10/12 1:08 営業
 この仕事を長年やってると、「不安感」を訴える人が意外に多い。
 そしてこの業界に限ったことでないが、ウチの様に「零細個人」でやっているところは、
 新規営業で出て行ったところで全く信用してもらえない。
 他にも要因はあるだろうが、営業の問題が解決すれば、連鎖的に解決するような内容。
 ところが、実態が同じような状況なのに「会社」という組織というだけで、新規顧客のハードルは格段に低くなる。
 客観的に見て、それが事実。「安心感」がそうするのだろうが、全く以って、零細・個人事業者から見れば本当に変な話。
 日本人が得意とする「先入観だけで判断」か。
 なぜ、本当に変な話かというと、現状「会社」の方が高い銭を取るくせして作業の質は悪いから。
 こんなこと とか、こんなこと 起きてるし。 #もっとも鉄道や航空事業は、零細・個人で出来るような役務でないが。
 作業の質が悪いということは、安全性が低いということにも繋がる。
  「零細個人」だから作業の質が悪いというのは、「全く現状を知らない者の勘違い・無知」とはっきり申し上げたい。
 むしろ、小回りと高度技術の応用が利くのが「零細個人」の大きな長所。心得て欲しい。
 サーバ運用ひとつとっても、現在のサーバ運用を行っている会社は、
 問題が起きてもせいぜい電源ON/OFFとか再起動程度しか対応しない。
 「対応しない」というより「対応するのが不可能」なんです。顧客は満足していないのは解ってても無理な相談。
 ウチのような「零細個人」では、限界はあるにしても、もうちょっと踏み込んだサービスが可能。
 通常なら追加料金10万円はかかってしまうような料金を半分か、それ以下で提供出来るので。
 規模が小さい分、無駄が無いから。
 利口な会社は、ウチのような「零細個人」にアウトソーシングして、「きちんとした報酬」を支払って、
 きちんとしたサービスしています。

 安全=安心ではない。そして、安全性は会社の規模に比例しない。経験上、どのような組織でも一定である。
 下手すると、会社の規模に反比例して安全性は低くなる。会社の場合、組織風土次第であろう。