「事業規模縮小」。最もやりやすい経営です。
しかし、それをごり押しするような経営者は、今の時代、やはり能なしです。
当方の昔からの事業の考え方はどうであるかと言うと、「潜在需要の掘り起こし」 です。
この考え方を実践するには、一人では出来ず、パートナーになり得る少数の有能な方々と、
ちょっと多めの手足になれる有能な方々が必要です。
「潜在需要の掘り起こし」は平凡な経営者には「理想論」に映ってしまうようですが、絶対に避けては通れないのが現状です。
当方もなかなか「潜在需要の掘り起こし」を完全に理解する方々に巡り合えていません。
少し大きな会社であれば、自分たちで人材を揃えることが出来るのでしょうが、
小さい会社では頭脳・臨機応変・特殊需要(小回りの良さ)を武器にし、共存共栄で相互協力するしかないのです。
数年前から、大きな会社でも出来る(即ち、どこでもやっている)ようなサービスで、
値段だけでしか価値を見出す事ができないような顧客は、そちらで面倒を見てもらうようにしています。
「教えて君」ばかりで経営にならないからです。
8割以上の確率で「教えて君」=「値段にうるさい」(下手すると質にもうるさい)なので、どうにも噛み合わないのです。
大きなISPには決して出来ない需要を賄うのが事業コンセプトで、そうでないとやっていけないのです(きっぱり)。