2015/03/02(月)通信回線活性管理ファームウェアを開発しました
2017/10/12 18:52
現状、TCP/IP 通信によるインターネット回線断検出には、Ping と呼ばれる手法が広く使われています。
今般開発したファームウェアは、Ping手法でインターネットやLAN・サーバ・ルータ等の回線断管理(活性管理)を行う機器の心臓部分にあたります。
Ping で指定したサーバ等へパケット到達が確認できなかった場合、リセット信号を発生させるような仕組みになっています。
このような機器は既に溢れていますが、構成の自由度があるものは皆無でしたので、取引先の強い要望もあり、制作した次第です。
このボード単体では、対象装置のリセット等(自動的にAC電源をOFF/ONする)は出来ません。相応する外部回路・電磁リレー・電源・収納ケースなどを外付けする必要があります。
また、このボードは トライステート社の (新)PIC-NIC をそのまま流用しています。
弊社は、トライステート社 (新)PIC-NIC 上で動作する 通信回線活性管理ファームウェアを開発しただけで、(新)PIC-NIC は別途用意していただくことになります。
(新)PIC-NIC 搭載のファームウェアをごっそり入れ替えることで機能を実現しています。
完成品とキットの販売両方考えていますが、秋月電子通商で販売されている (新)PIC-NIC キット本体価格 ¥7,800 よりはどうしても高額になってしまうことはご容赦願います。