2011/12/22(木)CPUの消費電力低減法

2017/10/12 04:45 サーバ運営・管理
FreeBSD には、powerd という、省電力ソフトウェアが標準で最初から入っています。
これは、負荷が少ない時にCPUクロックを自動調整で下げ、性能を可能な限り維持しつつCPUの消費電力を下げるものです。

設定は簡単です:
/etc/rc.conf に
 powerd_enable="YES"

を追加するだけです。設定後は、再起動が一番手っ取り早いでしょう。

CPUのクロックは、お使いのマシンにて、
 % sysctl -a dev.cpu.0.freq

とすると、MHz 単位で表示できます。
ちなみに弊社サーバの3台に対して導入すると・・・

2600 → 150  (約17分の1)
2400 → 1000 (約5分の2)
900 → 450  (ちょうど半分)

のようになりました。常にこうなるわけではありませんが :-)
現在のCPUは C-MOS 構成なので、消費電力は周波数に正比例します。
ほぼ、CPUはこの割合で消費電力低減になるはずです。

毎月の電力使用量にどう反映するか様子を見たいと思います。

2011/11/28(月)ProFTPD 1.3.4 以降の mod_ldap 関連設定

2017/10/12 04:42 サーバ運営・管理
今朝未明、試験的に ProFTPD を 1.3.3e から 1.3.4a へ久々のアップデートを行ったが、いざ動作させてみると、接続できず。。
サーバ側の /var/log/messages に以下のメッセージが残っていました:
proftpd[10975]: Fatal: unknown configuration directive 'LDAPDNInfo'
on line 35 of '/usr/local/etc/proftpd.conf'


最初はバグか?と思っていたのですが、つたない英文読解能力で google 先生の情報を漁ってみると・・ディレクティブが一部変わっている模様・・orz
日本語の情報が見当たらないので、今回遭遇した変更点をまとめてみました。
以下のように変更しないと LDAPを利用したユーザ認証が機能しません。

<変更前>
LDAPDNInfo       〔管理者DN〕 〔管理者パスワード〕
LDAPDoAuth on "dc=user,dc=account,dc=isp" "(&(uid=%v)(status=valid))"
LDAPDoUIDLookups on "dc=user,dc=account,dc=isp" "(&(uidNumber=%v)(status=valid))"
LDAPDoGIDLookups on "dc=group,dc=account,dc=isp" "(&(gidNumber=%v)(status=valid))"

<変更後>
LDAPBindDN      〔管理者DN〕 〔管理者パスワード〕
LDAPUsers "dc=user,dc=account,dc=isp" "(&(uid=%v)(status=valid))"
LDAPGroups "dc=group,dc=account,dc=isp" "(&(gidNumber=%v)(status=valid))"

・LDAPDNInfo → LDAPBindDN
・LDAPDoAuth → LDAPUsers
・LDAPDoUIDLookups → 削除
・LDAPDoGIDLookups → LDAPGroups

書式もちょっと変わったようなので、よく見て比較してみてください。
また、ここに記載されている内容は、弊社独自のものなので、各自の環境に合わせて適宜変更してください。そのままコピーしても無駄です。
また、ここに出てこないディレクティブは変更不要のようです。

当たり前の話ですが、意味を理解してから使いましょう。

2011/11/22(火)Apache 2.0 はサポート終了?

2017/10/12 04:41 サーバ運営・管理
先日、 Apache-ML でさらっと流れただけですが、Apache 2.0系のサポート終了が検討されている模様です。まだ確定していません。

昨年2月に Apache 1.3 系がサポート終了していますが、今後は Apache 2.0系も、サポート体制に注意する必要があります。

サポート終了のものをそのまま使い続けると、セキュリティ問題関連や、サーバ障害の際に対応ができない場合があります。

弊社サーバは既に全て Apache 2.2系へ移行済みです。
来年には Apache 2.4 が登場し、移行時期を模索することになります。

2011/09/03(土)SSL 証明書要求の際の 2048bit長キーの生成方法

2017/10/12 04:35 サーバ運営・管理
自分メモ、ということで・・

パスフレーズなしの秘密鍵(通常はこちら)
openssl genrsa -out www.example.com.key 2048


パスフレーズありの秘密鍵(専用サーバの場合)
openssl genrsa -des3 -out www.example.com.key 2048

トリプルDESでパスフレーズ設定。
途上で、設定したいパスフレーズを2回設問されるので、2回とも設定したいパスフレーズを入力。このとき、パスフレーズは2回とも同じものを入力しましょう。
忘れるとお手上げです。

あとはCSR(証明書要求)を作成。
openssl req -new -key www.example.com.key -out www.example.com.csr

設問に従って入力。
特に common name のところは間違わないように。
パスフレーズを設定した場合は、ここでパスフレーズの入力を求められます。

2011/09/01(木)SSL サーバ証明書の怪

2017/10/12 04:34 サーバ運営・管理
先ほど、8/25に更新申請し、新しい証明書を受け取ったしたものの、入れ替えを忘れていたため、数日間、コントロールパネルへのアクセスでセキュリティ警告が出る始末となっていましたorz

更新自体は先ほど終えましたが、何回か Apache が起動できなくて悩みました。
どこにもエラーメッセージが出ません。
が、なんと、原因はサーバ証明書の書式。

ご存知の方も多いと思いますが、サーバ証明書は暗号化されており、実態はテキストファイルです。そして、そのテキストファイルは
-----BEGIN CERTIFICATE-----

の行で始まり、
-----END CERTIFICATE-----

の行で終わります。

コピー&ペーストのミスで、最後の行が
-----END CERTIFICATE----

になっていただけで、 Apache が起動しません。

よーぅく見れば判りますが、最後のハイフン '-' が1個足りないだけなのです。

「サーバ証明書入れたら Apacheが起動しない」
と言う場合、証明書のフォーマットも疑って見るべきのようです。

2011/07/30(土)FreeBSD 9.0R のリリース作業開始

2017/10/12 04:33 サーバ運営・管理
筆者においては、FreeBSD 2.2.5 あたりから、ずっと使い続けている FreeBSD ですが、次のリリースは 9.0R になるようです。

9.0R の目玉となりそうなものは、
* OpenSSH に HPNサポート導入 ― SSL/SSH の転送速度が最大10倍くらいになる。
* Capsicum を導入 ― 本当に「唐辛子」を組みこむわけではありません。新たなセキュリティ機構の名称で、プログラムモジュール単位で細かなアクセス制御ができるようになるらしいです。

あと、
* BIND をベースシステムから外すか否かの検討 ― 今のところは実施保留

という話もあるようです。

予定通りに進んだことは一度も無いですが、一応、予定は組まれています。
http://www.freebsd.org/releases/9.0R/schedule.html

20110730.png

また、インストーラーが変わるようです。
名称も今までの sysinstall から bsdinstall に変わります。
画面などが変わるらしい上に、従来どおり日本語はサポートされない/日本語対応が間に合わないため、リリース後に時間とれれば、弊社サイトか、このブログで紹介したいと考えています。

2011/07/06(水)ルータの修理

2017/10/12 04:32 サーバ運営・管理
ルータというか、約10年使っているL3スイッチですが、
先日、筐体の一部が素手で触れないほど熱くなっており、
様子を見てみると、1台は3つある冷却ファン全てが逝っており、もう一台は3つある冷却ファンのうち、2つが逝っていて、もうひとつは逝くのが時間の問題であるのが確認できました。
このままでは、熱故障してしまう。

急遽、予備のスイッチングHUB をセットアップし、通信サービスを維持しつつ、調査開始。
ここにはお見せできないくらい、酷い綿ゴミの山(約10年分 orz)が築かれておりましたが、掃除機で吸い取った状態が以下:
20110706-1.jpg

20110706-2.jpg

コンデンサ膨張もなく、問題ありません。
さすがに連続稼動を意図した設計になっているみたい。
電源部も問題なさそうで、よくあの灼熱状態で動作していたなぁと。

早速、交換用ファンを調達し、修理・復旧しました。
冷却ファンは、大きさ 40mm で統一されていましたが、5V が 1つ、12V ものが 2つ。
12V ものは ATXパソコン用のものが使えます。これは比較的入手容易。
5V ものはやや特殊で、価格も高め。電子部品を扱っている販売店でないと入手困難です。

復旧後は生温かい感じになっています。

2011/07/01(金)perl 5.14.0 以降のバージョン + PostgreSQL 9.0.4 以前のバージョンにおける構築

2017/10/12 04:31 サーバ運営・管理
perl 5.14.0 以降は旧バージョンの perl とバイナリレベルでの互換がありません。
perl サポートを組み込むのであれば、再構築する必要があります。

また、perl 5.14.0 以降のバージョンと postgreSQL 9.0.4 までのバージョンの組み合わせでは、plperl の構築でコンパイルエラーになります。

postgreSQL 側のソースコードを以下の様に修正すると良いようです。
※該当行番号は、PostgreSQL のバージョンによって異なります。
20110701.png

修正後、再度コンパイルすることで解決します。
PostgreSQL 9.0.5 で解決されることが期待されます。

2011/06/25(土)/usr/local/lib/libldap.so: undefined reference to `fetchGetURL'

2017/10/12 04:29 サーバ運営・管理
openLDAP 2.4.25 を FreeBSD 7.x もしくは FreeBSD 8.x 上でソースコードから構築し、
openLDAP サポートを必要とする他のアプリケーションを構築しようとすると、

/usr/local/lib/libldap.so: undefined reference to `fetchGetURL'

のようなリンクエラーが出て構築できないという状況になる場合があります。
日本語での情報が全く無いため、記録しておきます。
google のお世話になりました。英語が苦手なのでちと苦労を。。(爆)

これは、openLDAP 2.4.24 以降の新しいバージョンで fetch(3) ライブラリをデフォルトで組み込まなくなったことによります。
FreeBSD の場合は、fetch(3) ライブラリはOS標準で用意されています。

OpenLDAP 2.4.23 以前と同じ挙動にするためには、openLDAP 2.4 コンパイルの configure 時に、

 --with-fetch

をconfigure オプションに追加します。
しかし、FreeBSD の場合、これだけでは駄目なのです。
コンパイル、インストールは何の問題もなくされるのですが、なんと、configure スクリプト自身にバグが潜んでいます。
以下のパッチを当てる必要があります:
@@ -22234,7 +22234,7 @@


    if test $ol_cv_lib_fetch != no ; then
-      LUTIL_LIBS="$LUTIL_LIBS $ol_link_fetch"
+      LIBS="$LIBS $ol_link_fetch"
  >    ol_link_fetch=freebsd
    elif test $ol_with_fetch != auto ; then

上記の修正後、--with-fetch オプションを追加した状態にて、いつもどおり configure から openLDAP 2.4 を構築することで解決します。

(追記 2011/07/14)
OpenLDAP 2.4.26 に於いて、このバグは解消されているようです。

2011/06/15(水)dovecot 2.0.13 を FreeBSD8.2R 上で構築

2017/10/12 04:28 サーバ運営・管理
ちょうど丸1年、メールサーバの更新をしていなかったのと、経験上、このままではセキュリティ耐性が急低下する状況(謎)だったので、集中メンテナンスを開始しています。

* dovecot 2.0.x のインストール準備
OSに dovecot と dovenull アカウントを作成。
# dovenull アカウントは 2.0 になってから必要になった

./configure 、make は v1.2.x と同じようにできる。

* dovecot 2.0 のコンフィギュレーションファイル dovecot.conf
v1.2 からは書式が大幅に変更されていて、正直難解なものになってしまった。
しかし、v1.2 のコンフィギュレーションファイルがあれば、v2.0 用に変換するツールが付いている。先ずは以下の要領で変換する:

# copy dovecot.conf dovecot.conf.old
# doveconf -n -c dovecot.conf.old > dovecot.conf

弊社では ver 1.2 からのアップグレードで、
これでOKかと言いたいところだが、リハーサルしてみると、実際はそのままではまともに起動しなかった。 dovecot.conf に以下の変更が必要だった:

service auth {
 executable = /usr/local/libexec/dovecot/dovecot-auth  ← 削除
 unix_listener /var/spool/postfix/private/auth {
  group = postdrop
  mode = 0660
  user = postfix
 }
 user = root
 vsz_limit = 128 M
}

ちなみにこれは、SMTP-AUTH に dovecot SASL を使う場合の設定。
これで起動できる。
また、SSL 署名ファイルの書式はちょっと特殊。

ssl_cert = </etc/postfix/tlskey/clione.basekernel.ne.jp.pem
ssl_key = </etc/postfix/tlskey/clione.basekernel.ne.jp.key

赤文字部分の '<' が何故か必要。消す必要はありません。
最初は変換エラーかと勝手に思い込んで、わざわざ削除してしまい、填ってしまった...orz

参考にどうぞ。