検索条件
10月下旬の話ですが・・・
普段、業務などで使っているノートパソコンの画面が突然ちらつきだし、分解掃除でもすれば復旧するかなと、何回か分解掃除したのですが、ある日突然、画面が真っ黒になって使用不能になってしまいました。
9年も使っているので、そろそろ寿命が来てもおかしくはないのですが、今すぐ必要なものだし、かといってすぐ買えない訳で・・・
この手の故障は結構あるらしく、直接の原因はバックライトが機能しなくなったことによります。交換すれば直る可能性が高いです。
当方の場合も、バックライト交換で直りました。
普段使っているノートパソコンのバックライトはこんな感じ ↓
これは、正式名称を「冷陰極管」という部品で、ノートパソコンにより、いろいろな長さのものが使われています。
直径2mm程度でとても折れやすく、取り扱いにかなり注意を要します。
一般での入手はやや難がありますが、通信販売であれば不可能ではありません。
これは小さな蛍光管のようなもので、インバータと呼ばれるディスプレイ直下に格納されている細長くて平たいユニットで 180V くらいに昇圧して点灯させています。
交換作業は、かなり技術を要します。パソコン組み立ての経験が無い素人がやるのは難があると思っていいです。
注文した冷陰極管が微妙に長かった(長さを適当に測って注文したのが原因・・・orz)せいで、交換そのものは出来たのですが、光源ムラが出てしまっています。 ↓
しかし、実用上は問題ないようです。
こんな感じです。 ↓
今回は、冷陰極管の交換ですみましたが、インバータが逝っている場合は、復旧できません。
依頼を受ければ対応できますが、技術を要するのと、部品の入手の関係で数日かかるのと、完全な修理が保証できない旨をご理解いただければ幸いです。