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こちら でも記事にしましたが、この訴訟は勝訴して欲しいので・・・
簡単に言うと、総務省に対して、「PLC(電力線データ通信)の認可を一切取り消せ」というものです。
PLCは、コンセントとLANを一緒にして、コンセントに電源コード挿すだけで、ネットワーク接続が出来るようにするという技術です。
何故、槍玉になるか、というと、一度、一般家庭に広く普及してしまうと、PLC機器が発生する凄まじい電磁的雑音によって、
短波帯の通信が壊滅状態になることがほぼ確実だから。
短波帯通信は、短波放送だけではなく、漁業無線、船舶無線、航空無線、国際警察通信、軍事通信、
などなど文明生活を維持するのになくてはならない存在になっており、
各方面から「そんなものやめれ」「外国でもPLCは社会的問題になって、事業縮小か撤退だぞ」的な指摘をずっと
開発メーカ(家電)に行って、一旦はお蔵入りかに思われたが、今度は開発メーカ側が政治力で総務省を利用する始末。
技術的解決が困難なので、政治的手法で今年の9月にごり押し認可されてしまい、
短波帯電波環境全体の危機感を募らせた有志が、原告団結成に動いているというわけです。
原告団の1人になりたいのは山々だが、裁判に係わる費用を出し合うことが必要で、
そういうところへの金銭的協力を行える状況には全くないので、指加えて見ている事しかできません(爆)
とはいえ、既に80人以上が集まっているようです。
ちなみにPLC普及に熱心なのは、三菱、NEC、松下、といったところ。
逆にPLCに明示的に関心を示さないのは、東芝、シャープ、といったところ。
あとのメーカ、日立、ソニー、といったところは様子見という感じですかね。