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やっと、今日からという感じです。
高速電力線搬送通信と無線利用との共存条件案に係る意見の募集(総務省 報道資料)
PLCと呼ばれるもので、既にあちこちで既出ですが、現状では短波帯の受信が困難になる雑音を出しまくる代物なので、
短波受信やアマチュア無線、天体観測などが日本から大部分消え去るかもしれないという事態を招きかねない訳で。
そもそも日本の事情に合わないものを、どこかの国の物まねで導入しようとしている訳で、
理想を言えば、最初から絶対にPLCを認めず導入しない のが一番いいのですが。。。
一番危惧していることは、無線技術者が育つ環境が無くなり、国際競争力の面でマイナスになるのではないか、ということ。
短波帯の無線技術は全ての無線技術の基礎といって過言ではない。単なる「趣味」や「経済」の問題では片付かないんですが、、、
基礎が出来てない技術者は使い物にならんし、ただでさえ現状でも無線技術者を育む環境が厳しいのだから、
これ以上国を滅ぼすきっかけ認めてどうするの? と問いたい。
こちらの情報が参考になります
・ 電力線インターネットは短波放送受信を死滅させる〔名古屋DXers サークル〕
NGOさんのところでも触れていましたが、
このページに収録されているリンク先のサイトに掲載されている音声を聞くと、
少なくとも現状では大きな妨害電波を発生する ことが判り、
個人的には引いてしまいます。。
・ NDXC BLOG〔名古屋DXers サークル〕
パブリックコメントの対象物みると、電柱などに架線された光ケーブルとモデムで介する図が載っており、
これを想定する利用形態なら全く意味が無いものです。
どっかのことわざで「百害あって一利なし」という状態です。
モデムの開発費用を光ケーブルのコスト低減費用に充ててくれた方がずっと有益です。