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たまには、電子工作の基礎的な内容を・・・
電子工作をしたことのある方々には見覚えのあるものか、と思います。
これを理解していると、ラジオキットなどの組立が楽に、面白くなります。
抵抗器にも色々な大きさや形状のものがありますが、多くは上記の画像のように4本ないし5本のカラーコードが書かれています。
大抵は端に寄っている側から読んでいきます。
端に寄っている側から
・実数部(最初の2本:4本ものの場合、又は3本:5本ものの場合)
・仮数部(10の何乗かを示す)
・許容誤差(実際の抵抗値は表記値よりどの程度の誤差があるかを%単位で示す)
カラーは0から9に特定の色が割り当てられており、以下のようになります。
| 実数部 | 仮数部 | 誤差 |
---|
| (茶) | 1 | ×10 | ±1% |
| (赤) | 2 | ×100 | ±2% |
| (橙) | 3 | ×1000 | |
| (黄) | 4 | ×10000 | |
| (緑) | 5 | ×105 | ±0.5% |
| (青) | 6 | ×106 | |
| (紫) | 7 | ×107 | |
| (灰) | 8 | ×108 | |
| (白) | 9 | ×109 | |
| (黒) | 0 | ×1 | |
| (金) | ― | ×0.1 | ±5% |
| (銀) | ― | ×0.01 | ±10% |
判り難い場合も多々ありますが、その場合は金や銀のカラーコードで無い側から読んでいきます。
上記画像の上の抵抗器の例では、
緑・青・赤・金の順になっていますので、5・6・×100・±5%ということになり、
56×100 ±5% → 5600Ω ±5% → 5.6kΩ±5% ということになります。
また、上記画像の下の抵抗器の例では、
茶・黒・黒・橙・茶の順になっていますので、1・0・0・×1000・±1%ということになり、100×1000Ω ±1% → 100000Ω ±1% → 100kΩ ±1%ということになります。