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2010/03/23 付けの模様。
いつものアナウンスメールは来なかった。7.3R の日本語マニュアル提供の情報など流れていたので、変だとは思っていたが、、orz
今回のハイライトは以下のようだ( http://www.freebsd.org/releases/7.3R/relnotes.html ) :
#適当な訳なので、間違いは補足よろしくです。
・ZFS ファイルシステムをバージョン13にアップデート。
・スレッド環境における malloc(3) のロック機構不具合を解消。
・sched_ule(4) のデッドロック不具合を解消。
・sysctl (8) に security.bsd.map_at_zero を追加。デフォルトは1。仮想アドレス0にオブジェクトを置くのを許可することを制限する機能のようで、NULL ポインタの悪用や誤用でカーネルアタックを防ぐことを
狙った(ものらしい・・・)
・loader(8) に gptzfsboot を追加。GPT と ZFS ファイルシステムからのブートを可能にする。
・CLFLASH という、CPU キャッシュの最適化機構を導入。[i386,amd64 のみ]
・amdsbwd(4) にて AMD SB600/SB7xx を新たにサポート。
・hwpmc(4) というハードウェアモニタ機構を新たに追加。[i386.amd64 のみ]
・DRM にて Radeon HD 4200 (RS880), 4770 (RV740), R6/7xx 3D, Intel G41 を新たにサポート。
・alc(4) にて、新たに AR8131/AR8132 PCI Express イーサネットドライバをサポート。
・cas(4) にて、新たに DP83065 をサポート。[sparc64 のみ]
・mfiutil(8) を追加。mfi(4) に作用する。
・mptutil(8) を追加。mpt(4) に作用する。
・yp(8) にて、shadow を新たに追加。
・service(8) を追加。rc.d スクリプトインタフェースを簡単にするものらしい。
・BIND を 9.4-ESV にアップデート。
・sendmail を 8.14.3 から 8.14.4 にアップデート
・GNOME を 2.28.2 にアップデート
・KDE を 4.3.5 にアップデート
・FreeBSD リリースにおけるISO イメージ中のファイル名にて、'FreeBSD-' という文字列を最初に付加するようにした。
あと、7.2R で結構問題だった、イーサネット回り全般の不具合はかなり修正したように見受けられます。
amd64とi386 においては、FreeBSD 6.2R 以上のバージョンでアップデート可能の模様。