先月は、ライフサイクルの寿命に起因する、ハードウェアトラブルが複数発生し、1つのサーバを Athron から amd64 環境へ移行しました。
amd64 環境へ移行したサーバは、まる4年稼動。もう1台は約10年稼動していました。
蛇足ですが、昔のハードウェアの方が発熱量も消費電力も少なく、長持ちします。
FreeBSD の場合、amd64 環境でも 32bit アプリケーションは一応動作するものもありますが、基本的には再構築した方が無難に決まっています。
PostgreSQL は、本体バイナリは 32bit ものでも lib32 互換ライブラリのお陰で動作するようですが、やはり起動しません。
「checksum error」
これが出てしまって起動しません。
データベース自体がクラッシュしていると、この表示になりますが、32bit環境で構築したデータベースをそのまま 64bit 環境で動作させようとしてもこの表示が出て使えないです。
いくつか検索してみると、同じようなことで、填まっている管理者が結構多いようです。
いったん、32bit 環境にて SQL 形式でdb_dump を行ってから、64bit 環境構築後にリストアする形を取るのが最も確実な手段と言えます。