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北海道庁統計課 のサイトにて、第1回国勢調査からの人口・世帯数データが掲載されていたので、
このデータを利用して、このページ に掲載する人口・世帯数に 1955年-1985年のデータを追加してみました。
約50年の年月のデータは、無言で社会の動きと問題を語ってくれます。
驚いたのは、1960(昭和35)年あたりは、現在、過疎化している市町村は、当時概ね2~3倍以上の人口だったようなのです。
例えば、幌加内町。1960年の国勢調査人口は 12,107人。2000年には 2,217人にまで減少しています。
この40年で人口が倍以上になっているのは、札幌、江別、石狩、千歳、恵庭、北広島、苫小牧。
札幌の人口集中は凄まじかったようです。
かつての産炭・鉱山地帯や、林業地帯、農耕地帯は、概ね半減~6分の1になっています。
これがここ40年でおきた日本的変化であり、北海道的問題を無言で語っているようです。