2015/04/30(木)Programmable Timer ADK-204 の修理

2017/10/12 18:55 修理や再生など
稼動年数 32年になる昔のオーディオタイマーです。
設定時刻になったら、所定のAC100Vコンセントを入り切りするものです。
4チャンネルのディジタル制御。
いまどき、このような同じような機能を持つ機器は市販すらされていないですね。
却って接続機器に悪影響が出るからでしょう。
20150430_2.jpg

先日(といっても4ヶ月前。。orz)、「(当方で書き直した)回路図が間違っているのでは?」という指摘を受け、調べる時間もままならない状態だったのを何とかして調査したんですが、発振回路と電源廻りが結構間違って いました。。。orz
修正済みです。製造元サポートもとっくに終了している絶版の機器ですので、回路図をどこかからダウンロードできるようにしたいと考えています。

解体・修復途上で経年変化で、逝ってしまった(と思った)抵抗器がありました。
20150430_1.jpg

この抵抗器、動作時にはかなり熱くなります。熱的ストレスで表面がひび割れて、中の抵抗体がむき出しになっています。

こんな状態でも、一応、機能はするんです。さすが日本製。ヾ(^^;
抵抗値を測ってみました。
100Ω±5% の抵抗器ですので、所定の範囲内。
20150430_3.jpg

しかし、この状態での放置はよくありませんので、同じく傷みが見られた抵抗器は全て新品と交換しました。

2015/04/04(土)FreeBSD 10.1 上における dovecot 2.2.x の構築

2017/10/12 18:54 サーバ運営・管理
自分メモ・・・
FreeBSD 10.1 では、dovecot の構築の最終段階に入る際(実行形式ファイルの生成と思われる)、以下のようなエラーになり、コンパイルが出来ません。
dovecot 2.2.15 、dovecot 2.2.16 でこの現象を確認しています。
../lib-charset/.libs/libcharset.a(charset-iconv.o): In function `charset_to_utf8_begin':
/usr/local/src/dovecot-2.2.16/src/lib-charset/charset-iconv.c:27: undefined reference to `libiconv_open'
../lib-charset/.libs/libcharset.a(charset-iconv.o): In function `charset_to_utf8_end':
/usr/local/src/dovecot-2.2.16/src/lib-charset/charset-iconv.c:46: undefined reference to `libiconv_close'
../lib-charset/.libs/libcharset.a(charset-iconv.o): In function `charset_to_utf8_reset':
/usr/local/src/dovecot-2.2.16/src/lib-charset/charset-iconv.c:53: undefined reference to `libiconv'
../lib-charset/.libs/libcharset.a(charset-iconv.o): In function `charset_to_utf8_try':
/usr/local/src/dovecot-2.2.16/src/lib-charset/charset-iconv.c:76: undefined reference to `libiconv'
cc: error: linker command failed with exit code 1 (use -v to see invocation)
*** Error code 1
このような場合は、src/lib-charset/Makefile.in を、dovecot 構築開始前に以下のように編集してから構築作業を始めると回避できます:
● 92行目付近
 CONFIG_CLEAN_FILES =
 CONFIG_CLEAN_VPATH_FILES =
 LTLIBRARIES = $(noinst_LTLIBRARIES)
-libcharset_la_LIBADD =
+libcharset_la_LIBADD = $(LTLIBICONV)
 am_libcharset_la_OBJECTS = charset-iconv.lo charset-utf8.lo
 libcharset_la_OBJECTS = $(am_libcharset_la_OBJECTS)
(先頭を- で示している行を削除し、先頭を + で示している行を挿入する)

参考: 2.2.16 link failure on FreeBSD 10.1, with patch