2013/12/31(火)真岡郵便電信局事件(別名:北のひめゆり事件)

早いもので 2013年もあと数時間で終わりですが・・・
10年ほど前に稚内公園で撮影したものです:
20131231_1.jpg

これは、「9人の乙女の像」と言われる碑で、稚内公園の片隅に鎮座しています。
北海道では 真岡郵便局事件 として知られ、広くは「真岡郵便電信局事件」或いは「北のひめゆり事件」と言われるものです。

どれも同じものを指しています。詳しくは、上記のリンク をクリックしてください。

かなり「日本軍が自決するように命令した」という話が一人歩きしているようですが、
日本軍はそのような命令をしたという記録や証言などは一切ありません。
どこかの国の歴史捏造の罠に嵌らないようにご注意を。

1945年8月15日のポツダム宣言受諾後にもかかわらず、ソ連軍の侵攻が急速に激しくなったことで起きた事件です。
蛇足ですが、ロシアの終戦記念日は「9月2日」になっています。
領土強奪が完了した日ですね。

ここで殉職した電話交換手は、靖国神社に合祀されているようです。
ソ連軍が招いた事件ですが、どこかの国の民のように恨みや謝罪の要求なんぞ考える者は誰一人いませんね。

ちょっと見にくいと思いますが、稚内公園からは天候が良くて空気が澄んでいるときには、樺太(サハリン)が見えます。
20131231_2.jpg

2013/12/23(月)「くじ運」は悪いのだが、、

2017/10/12 5:48 雑多なトピック
20131223.JPG
わかる人には判る・・・

11等から20等まで、同じ商品なのは公然の秘密です(^^)
地元では高級海産物で知られる会社の この商品 のシリーズでした。

札幌周辺には直売店がいくつかあり、新千歳空港にも売店があります。
そこらへんの店には売っていませんので、これから年末年始で帰省される方は、帰りの土産物としても使えます :-)

ただし、高級食材の故、ちょっと値段は高めです。

2013/12/14(土)いよいよ、積雪シーズン到来

最近、このような話題ばかりですが、、orz
昨日、朝から降り始めた雪が夕方には吹雪となり、
夜半にはすっかり快晴になったのですが、除雪車が夜半過ぎよりあちこちでフル稼働しとりました。
今日の昼は、まぁこんな感じです ↓
20131214_1.JPG

昨日とは違い、札幌付近はこのように晴れ渡っています。
20131214_2.JPG

上空に見える雲は、実は雪雲の南端です。
札幌付近では、天気図でいうところの等圧線が北西-南東方向だと西風になり、
こんなふうに晴れます。地元に永年住んでいる人は感覚で知っています。
こんなとき、岩見沢や石狩市北部あたりが大雪になることが多い。

今夜あたりから、等圧線が南北方向になり、再び風向きが北西になりそうなので、今度は札幌付近がどか雪になる可能性があります。


気温もこんな感じで、この時期としては寒いです。
20131214_3.JPG

2013/11/08(金)初雪・・・

朝はまだ雨でしたが、昼過ぎには雪が降ってきました。
こんな感じ ↓
20131108_1.JPG

この程度ですから、明日の昼間には消えて無くなりますが、
場所によっては路面凍結になることは確実。
昨日、タイヤ交換したので、一応備えは出来ていますが。。

20131108_2.JPG

気温もこんな感じ。12月上旬並みといったところですね。
今シーズンは北海道においては寒気の流入が多く、積雪が早まる模様です。

2013/10/07(月)FreeBSD 9.2R リリース

2017/10/12 5:42 サーバ運営・管理
掲載が遅れましたが、9/30 にリリースされました。
FreeBSD 9.1R または FreeBSD 8.3R/8.4R からのアップデートが可能のようです。
また、FreeBSD 10のα版がお目見えしています。

アナウンスによれば(適当な意訳です):
・ZFS ファイルシステムは、TRIM をサポートした.
・virtio(4) ドライバを amd64とi386 アーキテクチャー向け GENERICカーネルコンフィギュレーションに追加した.
・ZFS ファイルシステムは、lz4 圧縮を新たにサポートした.
・OpenSSL のバージョンを 0.9.8y に更新した.
・DTrace を GENERIC カーネルコンフィギュレーションにてデフォルト有効に変更した.
・DTrace のバージョンを1.9.0 に更新した.
・Sendmail のバージョンを 8.14.7 に更新した.
・OpenSSH のバージョンを 6.2p2 に更新した.
・headブランチ(先進開発チームの意)から、unmapped I/O サポートを組み込んだ.
#ちょっと、最後だけ具体的な内容がわかりません・・・

となっています。
新たに設定されたサポート期限は、以下の通りです。
20131007.png

2013/09/30(月)サーバ監視ツール munin 1.4.x → 2.0.x

2017/10/12 5:40 サーバ運営・管理
この手のツールには、zabbix や Nagios などあるのですが、どちらかといえば大規模向けであり、実際は専用の監視サーバを用意しないと使い物にならない代物で、中小規模には不向き感が強い。

筆者は munin 1.2 の頃から使ってはいますが、アップデート作業の負担が大きい感があり、久々に重い腰を上げて対応してみたというところです。

まだ蓄積を始めたばかり(以前の監視データは思い切って削除・・・)なので、観るべきデータはスカスカですが。。。こんな感じで各種情報がグラフの形で得られます。
20130930_1.png

全体の感じはこんな感じ。目の前のディスプレイはまだワイドタイプではないので、横が切れています。
20130930_2.png

というか、最近はワイドタイプディスプレイ前提のWebアプリケーションやWebサイトが当たり前になってきたのです・・・あぁ。。orz

今回から、FreeBSD の Ports にて構築することにしました。
/usr/ports/sysutils/munin-node ・・・ 監視対象のサーバにインストール
/usr/ports/sysutils/munin-master ・・ 監視を行うサーバにインストール

監視を行うサーバには、当然のことながら Apache などの Web サーバが稼動していなければなりません。munin は、監視を行うサーバにて、監視対象のサーバから独自プロトコルで情報を取得し、統計情報の蓄積と HTML・グラフ生成を行うような仕組みになっています。

詳しい構築方法は、各所で紹介されているのでとりあえずそちらに任せるとして、
忘れがちなのは、監視対象のサーバにて、具体的な監視対象を設定する操作。

FreeBSD にて munin-node をインストールすると、/usr/local/etc/munin 配下に設定ファイルが作成されています。ここの munin-node.conf を適宜変更するのですが、これだけでは駄目で、 /usr/local/etc/munin/plugins 配下に具体的な監視対象をシンボリックリンクの形で設定する必要があります。

まず、/usr/local/etc/munin/plugins にディレクトリを移動しておいて、
rootユーザ にて、
munin-node-configure --suggest
を実行。そうすると、監視対象サーバにおいて、実際に監視対象にできる内容などが表示されます。
Plugin                     | Used | Suggestions
------                     | ---- | -----------
amavis                     | no   | no
apache_accesses            | no   | yes
apache_processes           | no   | yes
apache_volume              | no   | yes
利用可能はものは、Suggestions のところに yes が表示されます。
ここで、
munin-node-configure --shell
とすると、設定するための unix コマンドが表示されます。
上記の例とは合いませんが、こんな感じ:
root# munin-node-configure --shell
ln -s '/usr/local/share/munin/plugins/if_' '/usr/local/etc/munin/plugins/if_usbus'
ln -s '/usr/local/share/munin/plugins/if_errcoll_' '/usr/local/etc/munin/plugins/if_errcoll_usbus'
ln -s '/usr/local/share/munin/plugins/munin_stats' '/usr/local/etc/munin/plugins/munin_stats'
この部分をカレントディレクトリ(/usr/local/etc/munin/plugins) にて、コマンドラインにて実行すれば設定完了。
このあと、監視対象サーバをリブートすれば設定完了。
以前のバージョンより動作も軽いです。

2013/09/26(木)Apache 2.4.6 + mod_perl2

2017/10/12 5:38 サーバ運営・管理
記事が消えてしまったので、再度書き直し...orz
Apache は有名な Web サーバアプリケーションで、当方でも多用しています。
現行バージョンは 2.0.65(Ver 2.0系)、2.2.25(Ver 2.2系)、2.4.6(Ver 2.4系) の3つ。
現時点で最も普及しているのは、おそらく 上記のVer2.2系でしょう。

ですが、Ver 2.4系への以降が始まっています。
Linux の Debian や Fedora あたりはサポートの主力を Ver 2.4系に移行したとか。
当方でも FreeBSD ではありますが、このブログを含むWebサーバを Apache 2.4に移行しました。
20130926.png

題名の Apache 2.4.6 + mod_perl2 ですが、この組み合わせではそのままではインストール自体ができません。正式対応もしていません。
Apache 2.4 に対応したパッチを mod_perl2 に施す必要があります。
#mod_perl 2.0.8 用のパッチはありませんが、mod_perl 2.0.7用のパッチを一部変更で対応できます。

また、Perl 5.18 で mod_perl2 を動作させるには、 mod_perl 2.0.8 を導入する必要があります。
公式サイト(?)には掲載がありません)

特に新規案件で Apache 2.4 に移行しようか否か迷っているサーバ管理者も居られると思いますが、まだ時期尚早だと思います。ソフトウェア対応でまだ苦労しますので、、
mod_perl2 が Apache 2.4 対応になれば検討してもいいでしょう。

mod_perl2 は現在、Apache 2.4 対応作業が進められていますが、提供形態の検討を経て、作業が始まったのは先月くらいからのようです。

また、最近の mod_perl2 は、ソースコードから構築作業の際、
uninitialized value $v in concatenation (.) or string at
Apache-Test/lib/Apache/TestRun.pm line 1100
のようなエラーが出て、構築処理が中断してしまいます。
# mod_perl 2.0.5 あたりからこの現象は確認できるが、何故か一向に対処されない。

これの対処は、上記ファイルの 1100行目付近を
    while (my($k, $v) = each %args) {
      if (defined $v) {
        $v =~ s/\|/\\|/g;
        $body .= "\n\$Apache::TestConfig::Argv{'$k'} = q|$v|;\n";
      }
    }
のように変更して、再度構築作業をやり直せば大丈夫です。

2013/09/24(火)FreeBSD - ices0 が配布パッケージから除外(icegenerator の導入)

2017/10/12 5:37 サーバ運営・管理
ices0 というのは、インターネットラジオ放送において、エンドレスで繰り返し音楽などを流すためには欠かせないソフトウェアのひとつです。
これを「ストリーミング」などと言います。

有線放送におけるBGMを流すために不可欠なものと思って結構です。
今般、2ヶ月ぶりにサーバの各種モジュールをアップデートしようとしたら、FreeBSD の配布モジュール Ports において、24000余りのモジュールが更新・削除などされている模様。。orz

その過程で、提起の ices0 の提供が無くなってしまい、MP3 形式で保存してある数多くの音楽をストリーミング出来なくなりました。
ices0 の代わりになるものを探さなければならない。
ちょっと調べると icegenerator を代わりに使えということらしい。仕方が無いので、これを導入すること にしました。

しかし、いざ導入となるとあまり情報がありません。しかも結構古く、更新が2006年あたりで止まっている。。。大丈夫かいな? と心配でしたが、案の定少し嵌りました。。
以下、自分メモ。

MP3 形式のストリーミングには、この icegenerator のほかに
・icecast2 (現バージョン 2.3.3、libshout,lame など別途必要)
・id3lib (現バージョン 3.8.3、曲目メタ情報の処理に必須)

を予めインストールする必要があります。
上記をインストールした環境で icegenerator をインストールしないと面倒です。
icegenerator は、FreeBSD の場合は Ports からインストールが無難。
先ず、
# cd /usr/ports/audio/icegenerator
として、該当モジュールのディレクトリへ移動。
ここで、Makefile を以下の赤文字部分追加:
CONFIGURE_ARGS=   --exec-prefix=$PREFIX --with-shout=/usr/local --with-id3=/usr/local

ここで、
# make install
とすると、自動的にインストール作業が始まりますが、コンパイルエラーが2箇所出て途中で止まってしまうので、コンパイルエラーで指摘された部分をエラーメッセージを参考に手動修正しなければなりませんでした。

コンパイルが通って、インストールが終われば今度は設定ファイルの作成。
icecast2 の設定は、基本的に以前の設定を変える必要無し。
icecast2 の設定は、ここ を参考に。

問題は、icegenerator の設定。一応 ここ にわかりやすくまとめられてはいるが、鵜呑みにできま せん。
自らの環境に合わせて変えるのは言うまでもないですが、
SOURCE=source
は、このままでOK.ですが、
BITRATE=48000
は、WinAMP では上手く再生できるものの、当方には これ↓ (BB-shout) があり、
webradio01.jpg
接続してみると、どういうわけかエラーになります。
1時間ほど試行錯誤繰り返してみると、どうもここは、
BITRATE=48
のように 1kbps 単位で指定しないと駄目っぽい。BB-shout のバグなのか、icegenerator のバグか判りませんが、ともかくこの指定で動作するようになりました。