2005/08/21(日)旅行業界のフォネティックコード

2005/08/21 23:20 SWL
航空会社の航空手続きカウンター、ホテル、ツアー会社などが主に使うフォネティックコードです。
発音は正確ではないかもしれません。(聞く機会が少ないので)

A: ABLE (えぃぶる) APPLE (あっぷる)
B: BAKER(べーかー)
C: CHARLIE(ちゃーりー)
D: DOG(どっぐ) 〔犬〕
E: EASY(いぃじぃー) 〔簡単、簡潔〕
F: FOX(ふぉっくす) 〔キツネ〕
G: GEORGE(じょーじ) 〔人名(男性称)〕
H: HOW(はう)
I: ITEM(あいてむ)
J:JACK(じゃっく) 〔トランプの札〕
K:KING(きんぐ) 〔トランプの札〕
L: LOVE(らぶ)
M: MIKE(まいく)
N: NANCY (なんしー) 〔人名(女性称)〕
O: OVER (おーばー)
P: PETER (ぴーたー) 〔人名(男性称)〕
Q: QUEEN (くぃーん)  〔トランプの札〕
R: ROGER (ろがー) 〔人名(男性称)〕 
S: SUGER (しゅがー)
T: TIGER (たいがー)
U: UNCLE (あんくる) 〔叔父〕
V: VICTORY (びくとりー)
W: WHISKEY (うぃすきー)
X: X-RAY (えっくすれい)
Y: YORK (よーく)
Z: ZEBRA (ぜぶら)

旅行業界の場合、 たかはし(=Takahashi) は、たいがー、えぃぶる、きんぐ、えぃぶる.... と使うのではなく、
「たいがーから、 たかはし」
のように使うようです。
個人的には完全を期さないと思うのですが・・・
あと、アルファベットそのままの時は、「たいがーのT」という感じですね。

2005/08/20(土)KDD版フォネティックコード

2005/08/19 25:53 SWL
アマチュア無線あたりだと、こちらを織り交ぜて使っている人もいるようですね。
発音的に正しくないものもあるかもしれません。実際どうでしょうか。

A: AMERICA (あめりか)
B: BOMBAY(ぼんべい) 〔インドの都市名、いまは「ムンバイ」ですね〕
C: CHINA(ちゃいな) 〔中国〕
D: DENMARK(でんまーく)
E: ENGLAND(いんぐらんど) 〔イギリス〕
F: FRANCE(ふらんす)
G: GERMANY(じゃあまぁにぃ) 〔ドイツ〕
H: HONGKONG(ほんこん) 〔香港〕
I: ICE(あいす) 〔氷〕
J: JAPAN(じゃぱん)
K: KOREA(これぇあ) 〔朝鮮(南北合わせて)。 今は韓国を指すかな。。〕
L: LONDON(ろんどん) 〔イギリスの首都〕
M: MEXICO (めきしこ) 
N: NEWYORK (にゅーよーく) 〔アメリカの都市〕
O: OSAKA (おーさか) 〔大阪〕
P: PARIS (ぱり) 〔フランスの首都〕
Q: QUEEN (くぃーん) 〔女王〕
R: ROME (ろーま) 〔イタリアの首都〕
S: SHANGHAI (しゃんはい) 〔中国の都市〕
T: TOKYO (とうきょう) 〔東京〕
U: UNION (ゆにおん)
V: VICTORY (びくとりー)
W: WASHINGTON (わしんとん) 〔アメリカの首都〕
X: X-RAY (えっくすれい)
Y: YOKOHAMA (よこはま) 〔横浜〕
Z: ZEBRA (ぜぶら)

いずれにしろ、日本人には多少馴染み易いかもしれませんね(^^)

2005/08/19(金)和文通話表(5)

2005/08/19 23:57 SWL
最後に数字と、いくつかの音韻についてです。

1: 数字の ひと
2: 数字の
3: 数字の さん
4: 数字の よん
5: 数字の
6: 数字の ろく
7: 数字の なな
8: 数字の はち
9: 数字の きゅう
0: 数字の まる

数字が何桁であっても、基本的にはひとつづつ、
例えば 56320 は、 「数字のご、数字のろく、数字のさん、数字のに、数字のまる」 という感じですね。

最後に「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」「ゎ」といった文字もありますが、 和文通話表においては、そのまま「ぁ」は「あさひのあ」などになります。
「アマチュア」は「あさひのあ、マッチのま、ちどりのち、弓矢のゆ、あさひのあ」です。

2005/08/18(木)和文通話表(4)

2005/08/18 22:51 SWL
日本語には、まだ音韻があります。濁音と半濁音ですね。
先回、「ケーキ」は、「けしきのけに長音、きってのき」といいます とヒントを与えました。これと同じです。

は・・・ 「はがきの
ば・・・ 「はがきの だくてん
ぱ・・・ 「はがきの はんだくてん

のようになります。なので、

が: 為替(かわせ)の だくてん
ぎ: 切手(きって)の だくてん
ぐ: クラブの だくてん
げ: 景色(けしき)の だくてん
ご: 子供(こども)の だくてん
ざ: 桜(さくら)の だくてん
じ: 新聞(しんぶん)の だくてん
ず: すずめの だくてん
ぜ: 世界(せかい)の だくてん
ぞ: そろばんの だくてん
だ: 煙草(たばこ)の だくてん
ぢ: ちどりの だくてん
づ: 鶴亀(つるかめ)の だくてん
で: 手紙(てがみ)の だくてん
ど: 東京(とうきょう)の だくてん
ば: 葉書(はがき)の は に だくてん
び: 飛行機(ひこうき)の ひ に だくてん
ぶ: 富士山(ふじさん)の ふ に だくてん
べ: 平和(へいわ)の へ に だくてん
ぼ: 保険(ほけん)の ほ に だくてん
ぱ: 葉書(はがき)の は に はんだくてん
ぴ: 飛行機(ひこうき)の ひ に はんだくてん
ぷ: 富士山(ふじさん)の ふ に はんだくてん
ぺ: 平和(へいわ)の へ に はんだくてん
ぽ: 保険(ほけん)の ほ に はんだくてん

「ふじた」の場合は、「ふじさんの ふ、しんぶんの し に だくてん、たばこの た」 となります。

ずうずうしくもあと1回このシリーズは続きます (^^;

2005/08/16(火)和文通話表(3)

2005/08/16 19:10 SWL
8/13-8/15 の間、旧盆帰省中でした。
行き先は同じ北海道内の地域ですが、距離は東京~名古屋間くらいあります。

帰省先で記事書こうと思ってたですが、その暇というか、余裕が無かった・・(爆)
では、続けます。

や: 大和(やまと)の
ゆ: 弓矢(ゆみや)の
よ: 吉野(よしの)の
ら: ラジオの
り: りんごの
る: 留守居(るすい)の
れ: れんげの
ろ: ローマの
わ: 蕨(わらび)の
ゐ: ゐど(いど)の
ゑ: かぎのある  (片仮名で 'ヱ' と書くため)
を: 尾張(おわり)の
ん: おしまい の
ー: 長音(ちょうおん)
、: 区切り点
」: 段落
∩:下向き括弧(正確ではありませんが・・ ^^;)
∪:上向き括弧(これも正確ではありませんが・・^^;)

まぁ、これが作られた時代は、旧かな使いも使われていたので、「ゐ」「ゑ」という文字も規定されており、 更に括弧も縦しか考慮されていません。
本来、日本語は縦書きで、複数行にする場合は、右から左へが基本ですからね・・・

このシリーズ、あと1回で終わりです。 ^^;
「ケーキ」という場合、「けしきのけに長音、きってのき」といいます。
これが次回へのヒントになります。

尾張の は、「尾張」と「終わり」を掛け合わせたのかなと。

2005/08/12(金)和文通話表(2)

2005/08/11 25:02 SWL
だいたい、3音から4音の言葉を使っているようです。

た: 煙草(たばこ)の
ち: ちどりの
つ: 鶴亀(つるかめ)の
て: 手紙(てがみ)の
と: 東京(とうきょう)の
な: 名古屋(なごや)の
に: 日本(にほん)の
ぬ: 沼津(ぬまづ)の
ね: ねずみの
の: 野原(のはら)の
は: 葉書(はがき)の
ひ: 飛行機(ひこうき)の
ふ: 富士山(ふじさん)の
へ: 平和(へいわ)の
ほ: 保険(ほけん)の
ま: マッチの
み: 三笠(みかさ)の
む: 無線(むせん)の
め: 明治(めいじ)の
も: 紅葉(もみじ)の

たばこのた、かわせのか、はがきのは、しんぶんのし、で たかはし です。

という感じで使用します。

2005/08/11(木)和文通話表(1)

2005/08/11 2:01 SWL
フォネティックコードの日本語版のようなものです。
「電波法無線局運用規則」という法令で定められています。
主な目的はやはり「聞き間違いの防止」にあります。これは無線通信だけでなく、日常生活でも使えると思います。

携帯電話では、場所によって、音声が途切れたり、音声の明瞭度が下がることがありますが、このようなときに使うと良いんです。
携帯電話で通話状態が悪いとき、かつてσ(^^)がアマチュア無線をやっていたことを知っている相手だと、「和文通話表使え」と言われるのです(爆)
これは、耳の遠い人と会話するときも結構役立つ場面があります。 この際、覚えておくと生活に役立つことでしょう (^^)

あ: 朝日(あさひ)の
い: いろはの
う: 上野(うえの)の
え: 英語(えいご)の
お: 大阪(おおさか)の
か: 為替(かわせ)の
き: 切手(きって)の
く: クラブの
け: 景色(けしき)の
こ: 子供(こども)の
さ: 桜(さくら)の
し: 新聞(しんぶん)の
す: すずめの
せ: 世界(せかい)の
そ: そろばんの

2005/08/10(水)続・3584.5kHz のFAX気象通報局

2005/08/09 24:39 SWL
20050809-2 コメントにて情報をいただき、韓国の気象庁と判明しました。 ロゴが決め手になりました。
こんな感じです。
横筋はQSB(フェーディング)の谷間で雑音になるためで、立派なアンテナを建てる以外に避けようがありません。

韓国の短波帯気象無線模写通報は、コメントいただいたサイトの情報によると、以下の周波数で行われているようです:
3585kHz (HLL5) 11620kHz (HLL3) 5857.5kHz,7433.5kHz,9165kHz,13570kHz (HLL8)

※周波数は公称。実際には 1-2 kHz 程度下で USB にて受信。

その他、CW(5810kHz HLL2)でも伝えられているようです。
日本の気象庁には、CWでのサービスは無いですね。



〔ICF-SW7600GR+AN-1+Win_FAX 13569kHz USB にて〕

画像が汚いですが、以下のような画像を受信しました。
20050809-1 20050809-3

2005/08/09(火)フォネティックコード

2005/08/08 24:59 SWL
短波帯では、 3500-3575kHz,7000-7100kHz,14000kHz-14350kHz,21000kHz-21450kHz あたりでアマチュア無線の交信を傍受することができます。
傍受するためには、SSB モードのついている受信機が必要です。
放送局に固有のコールサインが付与されているのと同様に、アマチュア無線局にも固有のコールサインが割り当てられています。

〔例〕 JA8QSO

※このコールサインは(おそらく)実在しません。

無線通信では、「聞き間違い」ということがままあります。
単に「JA8QSO」と言うと、聞き手側では「JA8KSO」とか「JA8QCO」に聞こえてしまうことがある訳です。

それを防止するのがタイトルの「フォネティックコード」というものです。万国共通です。
この例では、 ジュリエット・アルファ・エイト・キューベック・シィーラ・オスカー となります。

A: ALFA (あるふぁー)
B: BRAVO(ぶらぼー)
C: CHARLIE(ちゃーりー)
D: DELTA(でるた)
E: ECHO(えこー)
F: FOXTROT(ふぉっくすとろっと)
G: GOLF(ごるふ)
H: HOTEL(ほてる)
I: INDIA(いんでぃあ)
J:JULIETT(じゅりえっと)
K:KILO(きーろ)
L: LIMA(りーま)
M: MIKE(まいく)
N: NOVEMBER (のべんばー)
O: OSCAR (おすかー)
P: PAPA (ぱぱ)
Q: QUEBEC (きゅーべっく)(くぇべっく) 〔8/10 訂正〕
R: ROMEO (ろめお)
S: SIERRA (しぃーら)
T: TANGO (たんご)
U: UNIFORM (ゆにふぉーむ)
V: VICTOR (びくたー)
W: WHISKEY (うぃすきー)
X: X-RAY (えっくすれい)
Y: YANKEE (やんきー)
Z: ZULU (ずーる)

アマチュア無線では、自局や相手局のコールサインを呼称する際、この「フォネティックコード」を使っています。
時々、自己流フォネティックコードを使っている人がいますが、少数派のようです。

2005/08/08(月)3584.5kHz のFAX気象通報局

2005/08/07 25:11 SWL
8/2 の早朝、偶然見つけたのですが、、
〔2005/08/07 23:00 頃 受信〕
〔SONY ICF-SW7600GR+AN-1+Win_FAX 3584.5kHz USB〕
20050807-8 どうもこの周波数帯は、こんな感じになってしまって、まともな画像にならないのですが、文字はハングルっぽいです。

おそらく台風9号の奇跡を表したもののようです。
北海道の半分が図の中にありません... orz

この局は、ひとつの項目を送信し終わると、さっさとキャリアを切ってしまうようです。















20050807-9 23:00 からは、上記の台風情報、
23:15 からは再びキャリアが出て、何か情報を送っています:
はっきり言って読めません...(涙)

この情報の送信し終えたあと、キャリア切りました。
概ね 15分ごとに違う情報を送るようです。
夜間は(札幌、網走においては)比較的安定して受信できます。

どこの気象局か確認してみたいのですが、 受信を試みることができる、暇な人はいるでしょうか? ^^;;