2005/08/07(日)Eスポ~中国大陸方面

2005/08/07 2:40 VHF帯以上のDX
網走方面滞在中の8/2に中国大陸方面に開けたEスポを確認しました。
8/1 にも網走方面で同様のEスポを確認しています。

こんな感じでした →  89.5MHz Eスポ 〔25秒〕

放送局名の確認はとっていません。
札幌の当地ではなかなか確認とれませんが、ほぼ毎日、Eスポが出ているのかもしれません。

2005/07/11(月)83.0MHz にて・・

2005/07/11 17:23 VHF帯以上のDX
相撲中継が弱いながらも入感しています。
NHKではないので、民放局で一番強い電波出してるのは、FM富士の1kW なんですが、タイムテーブル見る限りは、この局でもなさそうで・・・Eスポの影響も認められないし・・・謎です・・(苦笑)

2005/05/24(火)今日もEスポ(^^)

2005/05/24 15:54 VHF帯以上のDX
午後1時20分頃、NHK総合TVを見ていたら・・
「一部の地域で気象条件による受信障害が発生しています。ご了承ください」
のテロップ。

元ラジオ少年たるもの、
よっしゃ、Eスポ出てる!
風邪で具合悪くても、こうでなければいけません(爆)
※札幌では、NHK総合TVは 3ch なのです。

このテロップが出る数分前にも、それらしき現象が出ていたので「ひょっとして」と思って、おもむろにFMラジオ(ICF-SW7600GR) を流してみたですが、反応なしだったので。。

今日のEスポは少し不安定でした。
しかし、 89.7MHz にて、ハングルの放送を確認しました。
地元局並みにもっと安定している場合が多いです。
北海道の場合、Eスポが発生すると、午前中に韓国方面が聞こえ、その後調子がよければ、午後2時過ぎあたりから、徐々に中国大陸方面が聞こえ出す、というパターンが多いです。

2005/05/19(木)今年初めて当地でEスポを確認

2005/05/19 18:44 VHF帯以上のDX
 真冬でもEスポは発生するので、すでに確認された方もいらっしゃるのかもしれませんが・・・
 ちょうど、NHK総合TVでEスポについて説明を一般視聴者向けにしてたのですが、気が付いたのは夕方になったからでした..orz
 Eスポは昔、ここのコンテンツを作ったときに
 作成したへたくそな図を。。。↓

fig05  FMラジオで韓国・中国大陸・台湾の近隣諸国のFM放送局やTV音声が、突如発生するVHF帯の電波を上空で反射する電離層のおかげで異常伝播し、地元局並みに受信できるという自然現象です。
 この電離層がE層付近に出来るので「スポラディックE層」略して「Eスポ」と呼ばれます。
 Eスポの発生要因は現在もあまりよく判っていません。
 が、Eスポは夏の昼に発生することが多く、これからがシーズンインです。
 TV放送で 1ch ~ 3ch の放送が行われている地域であれば、Eスポが発生すると、画面に白い縞模様が出たりする受信障害が現れるので、このときこそ「チャンス」です。

 ただ、首都圏や札幌のように出力が比較的大きなTV局だと、TV局の方が電波の強さで打ち勝ってしまい、なかなか白い縞模様が出る状況には逆にならないこともあります。 (札幌の場合は、TVの1ch に薄い縞模様が出ていることがEスポ発生の目安)

 今日は、17:00 過ぎに 89.7MHz と 90.3MHz で韓国のFM局を確認しました。
 不安定だったので、記録することができませんでした。
 また、Eスポ以外にも異常伝播する事象がいくつかあります。

2005/02/18(金)ビッグバンの背景放射

2005/02/18 15:30 VHF帯以上のDX
某所で、「ビッグバン関係とんでも本」が出てきたということで(笑)
子供の頃から、カールセーガンの隠れファンで(爆)、自分がまだ小学生の頃にTV朝日系かフジ系でシリーズ放映された Cosmos を食い入るように見ていたものです。

2年くらい前、DVD が出ていることを知り、Amazonで買ってしまいました。7枚組 DVD です。
今は、ビッグバン論が主流で、このDVD では 150億年前、最近のニュースでは 137億年前と言われているようです。

ほんの20年前くらいまでは、「800億年周期で大きくなったり、小さくなったりしている」が図鑑なんかでは書いてあったような。。。

このDVD で出てきますが、とある研究者がマイクロ波(BS放送などの衛星放送に使われています)の測定装置を作って、「いざ実験」というところで、上空、地面、左右どの方向を向けても一定レベルのマイクロ波。
当時はわからかったらしいですが、後にビッグバン時の衝撃波の名残ではないかといわれています。

なぜマイクロ波なのか...
光は、 γ(ガンマ)線→X(エックス線)→紫外線→可視光線→赤外線→電波 の順番にエネルギーや振動数が小さくなっていきます。

電波は早い話、「超」がつく遠赤外線(ばき☆)。
更に電波は、 ミリ波→マイクロ波→極超短波(UHF)→超短波(VHF)→短波→中波→長波→超長波 の順にエネルギーや振動数が小さくなっていきます。
蛇足ですが、北陸や山陰で 567kHz 100kW のNHK札幌第一よりも 1440kHz 50kW の STV札幌が聞こえやすい地域が多いのは、567kHz、100kW よりも 1440kHz、50kW の方が電波としてのエネルギー絶対量が大きいからです。

#同じ送信電力、同じ距離ならば、空中線電力は概ね、周波数に比例します。

ビッグバンの時は、それこそ、γ線やX線を大放出するような閃光だったのが、長い年月でエネルギーが小さくなり、今ではマイクロ波になっていると言う訳です。 これを背景放射と言い、通信機器扱うときに、気をつけないと、故障してると勘違いするなんてこともまれにあるようです。