2008/07/23(水)会社法とは
2008/07/23 15:46
個人事業では、かねてからいろいろな面で限界を感じていたので。
「合同会社」は未だ馴染み無い方々が圧倒的だと思います。
2006年の会社法改正で、最低資本金制限が撤廃され(資本金1円から会社設立可能)、「有限会社」が無くなり代わりに「合同会社」という形態が法的に設定された訳ですが、株式会社のように不特定多数の株主から出資を募る形態ではなく、本当に事業を支援したい出資者から出資を得るのには、都合がいいです。後日「株式会社」への組織変更も認められています。
株式会社の代表者は「代表取締役」ですが、合同会社の代表者は「代表社員」です。法的に「合同会社の代表者」が「代表取締役」と名乗ってはいけないことになっているようです。
合同会社でいうところの「社員」は「出資者」と同義で、日本で言う「従業員」を指す「社員」とは意味が違います。このあたりが合同会社制度をアメリカから輸入してきた際に生じた混乱かもしれません。
日本の土壌で「代表社員」というのは、どうも個人事業主とあまり変わらない印象を受けるようなので、名刺には「CEO」(最高経営責任者)とでも入れておくことにしました。意味は同じなので :-)
あと、「合同会社」は、株式会社と同様、有限責任会社なので、英文での略語に Co.ltd. が使えます。
ということで、少しだけですが、落ち着いてきたのでやっと記事を書く時間が割けそうです。