2008/05/22(木)地震には必ず前兆現象がある

2008/05/21 25:19 コラム
5/12 15:28(JST。現地時間は-1時間)に発生した、四川省東部地震ですが、死者が4万人を超え、行方不明者も3万人を越えている模様です。
被災された方々にはお見舞いとご冥福を・・・

google などで検索すると、既に結構出てきているのですが、今般の地震が起きる数日前に、カエルの大移動があったという話があります。

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これは、香港在住の日本人な方が現地の新聞社である「明報」の該当部分の記事を送っていただいたものです。
四川省の地元新聞社「華西都市報」が伝えたものを、ここで再掲しているようです。

発生の3日前、5/9 に撮影されたもので、この写真が結構生々しいものがありますです。 往来する自転車や自動車は、この移動中なカエルを避けることが出来ずに轢き殺している、という図でもあります。

そして、普段は決して見ることが無いこのような光景が 5月7日頃から結構あちこちで見られたらしいです。

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チラッと新聞記事眺めると、
・インドプレートが北へ移動する地殻運動が起こす現象
(だから、標高 8000m級のヒマラヤ山脈がある)

・震源が浅く、地震エネルギーが大きかったので被害が大きくなった
・ここ1ヶ月くらいは、M5~M6 クラスの余震が起きるから注意せよ

といったことを報じているようです。
#漢字だらけなので、意味は何となく判りますつーか(爆)

ここから本題なのですが、カエルは大地震のなんらかの前触れを感じて、大移動の形で避難を 5/9 の時点で行っている訳です。どうやって前触れを察知するのかは、謎な状態です。
なんらかの形で環境異変を感じ取るのではないか、と思うのですが・・・

日本でも昔から地震の前には地震雲の発生や動物の異常行動があることが経験則的に知られています。
最近では、電磁波の異変が起きることが知られています。しかし、経験則的な範囲だけで、科学的に因果関係が解明されている状況ではありません。

地震予知は社会的に求められていることではありますが、その割には国家的な積極性は発生後の対策先行で、あまり見られません。
当方が有望だと思うのは、電磁波の異変を観測することで、地震の予測が可能になりつつある、という研究です。

ちょっと調べたらこんなのありました → 地震電磁波研究同好会 (ちょっと情報が古い気が・・・)

当方でも、BCL経験則の範囲ですが、
・近隣で規模の大きい地震が起きる1週間前くらいから、中波帯AM放送にて雑音レベルが大きくなる。
(夜間、遠距離の放送が聴取しにくくなる)
 そして、地震が起きた後は、雑音レベルは元に戻る

・Eスポが発生していないのに、普段聴取できない地域のFM放送が長時間安定入感する
・夜中に強烈なEスポが発生することがある

という経験をよくするので、科学的な因果関係を解明さえ出来れば、地震予知手段のひとつとして有望ではないか、と思っています。電磁波による地震予知には懐疑的な方々もおられますが、どこかの整備新幹線論議と同じで、よく調べていないことによるものが大きいように見えます。

電磁波による地震予知は、観測機器が必要不可欠ですが、観測機器に動物の行動観察を加えたらどうでしょうかねぇ。。
カエルの大移動が地震予知に使えるのなら、安価な観測システムの出来上がりです(ばき☆)

いずれにしても地震はある程度は事前予知できるものだと思いますね。