2003年12月1日に東京で開始した地上ディジタルTV放送。
現在のアナログなTV放送局の免許が 2011年7月24日が有効期限だったこと(らしい?)から、2011年7月24日を最後にアナログなTV放送は終了。それまでに日本国内の全ての居住地域に地上ディジタルTV放送が視聴できるようにすることが半ば強制的に既存のTV放送事業者に求められています。
2011年7月24日を以って無くなるのが、TVチャンネルの半分。
改めて無くなるであろうTVチャンネル整理するとこんな感じです:
VHF ch1 - ch3 (90MHz - 108MHz)
VHF ch4 - ch12 (170MHz - 222MHz)
UHF ch53 - ch62 (710MHz - 770MHz)
SHF ch63 - ch80 (12.08GHz - 12.2 GHz)
SHF というのは一般には馴染みが無いと思います。
これは、東京などの大都市のごく一部で難視聴対策で使われているのみです。しかも大枠の割り当てはBS放送だったりします ^^; UHF の ch53とch54 は 2006年の7月までにどう扱うか決めるということで、その資料が出てくるのを待っていたのですが、一向に出てこないので、改めて調べたら・・・・
ch53,ch54 も廃止となり、残る ch13 - ch52 の40ch分で地上ディジタルTV放送は継続されるようです。
ch63 - ch80 については明記がありませんが、難視聴対策には、光ファイバーを念頭に置いた有線通信が計画されているので、たぶん無くなるのかなと。
無くなることが決まっている ch53 - ch62 の領域は、早速携帯電話キャリアが「使わせろ」と騒いで久しいです。
確かにこの周波数帯だと、太陽の光が差し込む窓さえあれば、建物の中まで届くんです。