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久々に鳴らしてみました。
元々筐体は無いです。
何かの筐体に収めないとちと危ないのですが、 その時間的余裕、金銭的余裕がありませんorz
「1984年11月修理」と直書きの記録がありました。
上から見た状態。「5球」というのは、真空管(=球)を5つ使っているから。
「スーパーラジオ」というのは、ラジオ自体の内部回路構造からくるもの。
この回路方式が発明された20世紀前半は、それまでの既存ラジオの性能が飛躍的に向上する代物だったので、「スーパーラジオ」なんていう名前になったんでしょうね。
この類の真空管ラジオは、どのメーカでも大体内部回路や使用する真空管の名称が殆ど同じだったそうで。
トランジスタでは同じような電気的特性であっても、メーカーによって型番が違うのが普通ですが、真空管は、どのメーカでも型番は同じらしいです。
今度は、裏から。
ところどころに傷みが激しい部品があるのですが、これは修理する前からで、元々です。
配線も元々は見るに耐えない大変汚い状態でした。 配線は、この画像で示す形に自分が全てやり直しました。
最後に、実際にラジオとして動作させている状態。
今となっては、見たことが無い人もいるかもしれませんが、電源が入った状態では、こんな感じでほのかに光っています。
そして、真空管は 250V 程度の高い直流電圧で動作させます。
さらに、真空管ラジオは、受信できるようになるまでに20秒から30秒はかかります。
今のトランジスタラジオしか知らないと、ちょっと面食らうかもしれませんね。
問題は、交換部品が無いことです(爆)
入手不可能では無いのですが、安くはないので・・・ ^^;;
もうひとつのブログ にも同じ題名、同じネタの記事書いていますが、
こちらは、より専門的に.. ^^;;
これらは、特集記事として組まれていた、アマチュア無線用モノバンドトランシーバの製作記事。
懐かしい方々も多いかと。
この年代は 10MHz帯 ・ 18MHz 帯 ・ 24MHz帯はアマチュア無線バンドではなかったので、それら3バンド用のトランシーバ製作記事はないです。
この頃、免許を取る目処は立ち、設営場所(土地)だけあっても、稼ぐ年齢には達していない自分にメーカー製アマチュア無線機はとても買える訳がないので、自作記事に目が行くのでした。
記憶には無いのですが、どうも 50MHz 帯トランシーバを自作しようとしていたらしく、部品調達に係わるメモ書きが自筆で残っていました。
抵抗器とコンデンサは、ゴミ捨て場から拾ってきたTV受像機から拝借ですよ。
今ぢゃ、リサイクルすることになっているので、この芸当はなかなか困難ですが。。
#結局、製作にこぎつけていないのです(^^;
でも、この手の記事、今のCQ誌ではなかなか見かけませんよね?
昔は、あえて技術を習得するために自作にチャレンジしたんですよね。
今は日本全体的にそういう発想や余裕が無くなってしまった。昔の方がある意味、生活が豊かだったのかも?
改めて1982年1月のCQ誌の製作記事を眺めると、時代の流れで入手困難な部品もあるのですが、時間と金銭的な余裕があれば、是非、トランシーバの自作に挑戦したいです。 もちろん、免許取って。(笑)