2006/07/23(日)元ラジオ少年日誌的アンケートから-NHKについて
2006/07/23 18:12
当該アンケートについては、個人的に勝手に設定したもので、NHKとの関わりは一切ありません。
#一応言及しておかないと変な詮索をするのがいるので....
「設問 6 NHKのラジオ放送かTV放送チャンネルを減らす検討がされていますが・・・」
ということで、必須で回答をお願いしていました。 多い順に並べ替えると以下のようになります:
削減の必要性に疑問 13 名 (32.50%)
とんでもない話だ 10 名 (25.00%)
止むを得ない 9 名 (22.50%)
当然のことだ 3 名 ( 7.50%)
時期尚早 3 名 ( 7.50%)
どうでもいい 2 名 ( 5.00%)
有識者として見た場合の意見としては、概ねこんな感じが妥当なのだろうなと。
そして、特に大都市の一般庶民的感覚だと「当然のことだ」がもっと多くなるのかなと思います。
断片的にあちこちのブログなどで既出ですが、NHK の放送チャンネル数は、現状でもはっきりいって「少ない」んです。
NHK とよく比較対照にされる イギリスのBBC はラジオがざっと7系統、テレビがざっと8系統。
(おそらくそれ以上の系統が実際には存在するはずです)
BBC が多いのではなく、国家を代表するような放送局だと、これくらいが概ね普通。
BBC も受信料(あちらでは、「TVライセンス料」とか言うらしい)収入で成り立っている、国とは独立した組織です。
そういうの見聞きしていると「チャンネル数減らせ」というのは、何かどこか問題の本質を勘違いしてるんでないんかい?
と思ってしまうわけです。
NHKは少ないチャンネル数であらゆる分野の放送があるから、いわば「ごった煮状態」です。これでは不満が出る層がいて自然でしょう。
BBCは、多チャンネル化を特定分野の専門的な放送に特化する形で実現しているようです。
例えば、スポーツ中継する専門系統局と、音楽を垂れ流す専門系統局、トーク番組を流す専門系統局、という具合に分かれていて、これが多くの聴取者が望んでいる放送形態ですよ。