このシリーズは5回です(笑)
北海道での市町村合併ネタを綴っていきます。今日付けの合併は2箇所です。
共通点は何故か「飛び地合併」。
1)伊達市+有珠郡大滝村 → 伊達市
大滝村が伊達市に編入される形になり、大滝村は閉村します。
地理的に連続していないため、飛び地合併。
伊達市は室蘭市の西隣、有珠山が見える場所で、合併後の人口はおよそ 37,000人。
伊達市は、伊達藩一族の集団移住で開拓されたということで知られ、そのまま市の名前になっています。
旧大滝村地域は、温泉地帯です。
北海道では、「盤渓」(ばんけい)、「北湯沢」(きたゆざわ)という名前で知られています。
2)沙流郡日高町+沙流郡門別町 → 沙流郡日高町
合体(一旦自治体組織を廃止し、該当地域を以って新設)のような形での合併。
こちらも地理的に連続していないため、飛び地合併。
自治体の本庁は、旧門別町になりますが、町名を日高町として残した形です。
旧門別町は太平洋沿岸の町、旧日高町は山岳地帯で、札幌―帯広・釧路間の交通の要所。
合併後の人口は、約14700人、面積992.64km2。
これらにより、北海道の市町村数は、 194 → 192。