2011/01/06(木)寒気のピークは明日の昼間
2011/01/06 15:18

これは、気象庁提供の1/7 AM 09:00 の500hPa 面気温予想図を一部切り取ったものです。
シーズン中でもあまりやってこない強烈な寒気が北海道付近に入っています。 500hPa面(上空約5300m) 高層予想気温分布で、 -42℃以下の寒気(図中 青色の部分)がそれで、条件が揃うと、どか雪になります。また、今シーズンは夏の猛暑で日本海の海水温が高めで、更にどか雪になりやすいです。
また、サハリンの北側には、これまた滅多に見ない -48℃以下の寒気(図中 藍色の部分)が見えています。
非常に強烈な寒気の芯です。
数日間、北海道上空には -36℃以下の寒気が居座る見込みで、山陰まで平野部で積雪状態になりそうな程度の上空の寒気の状態で、日本海側では豪雪に警戒です。
太平洋側を低気圧が通過することがあると、首都圏でも雪になります。
それくらい強い寒気が来ています。
2010/08/01(日)明瞭な寒冷前線通過
2010/02/05(金)10年に一度の寒気らしい
2010/02/05 22:59
その原因は、北海道付近に強烈な寒気が居座っていることに起因しています。

〔2010/02/05 21:00JSTの500hpa 気温分布予想図/気象庁/FXFE5782〕
500hpa というのは、上空約5300m ~ 5500m付近を示すようです。
ここで -30℃以下の領域が、平野で雪が降る目安とされています。-30℃以下の領域であっても雪を降らせる雲が無ければ、寒いだけで雪が降らないのは自明です。
北海道付近には -45℃以下の寒気が居座っています。

〔2010/02/06 09:00JSTの500hpa 気温分布予想図/気象庁/FXFE5782〕
北海道の旭川付近を中心に、-48℃以下の領域が現れます。 これは、スーパーコンピュータが計算して割り出すのだそうです。 寒気が成長する。こんなことも珍しい。大抵は弱まりながら東へ去っていくのです。
ちなみに、-48℃以下の領域というのは、普段はシベリア北部に時々に現れる程度です。2月に入ってからは、シベリアは比較的暖かく、北海道から沿海州にかけて北半球で最も冷たい空気の塊がある状態が続いています。
このレベルの強烈な寒気は、10年に1度といわれています。明日まで続きます。
明日も厳しい冷え込みになります。そのあとは、暖気が急に流入する形になります。 体調管理に留意しましょう。
2010/02/04(木)騒ぐほどではないが、最高気温低い
2009/12/20(日)積りました
2009/12/16(水)この先、週末は寒気が居座る
2009/12/16 15:21

雪が降ったり、晴れたりと真冬特有の天候です。
公式観測記録は、積雪1cm。この程度だと場所によってかなり差があります。
外気は -4℃程度ですので、この雪は今日は消えません。根雪になるかどうかは微妙です。
もう少し広域で眺めると、

〔札幌管区気象台 積雪速報 2009/12/16〕
昨夜の降雪で、30cm以上積ったために、積雪が1mを超えた場所が幾つかあります。
高層天気図では、このあと、北海道上空 5500m付近に -42℃以下の寒気の芯が入ってくる予想となっているため、もっと寒くなりますね。
19日から20日にかけて、鹿児島付近でも氷が張るくらいの寒さになる可能性があります。
こんなときは、中波DXの狙い時ですが、先ほど(14:50頃)軽くチェックしたところでは、
在京のラジオ局(594kHz,693kHz,954kHz,1134kHz,1242kHz) しかまともに取れませんでした。
ロシア方面は何か入感しているのは確認できるのですが、内容は聞き取れないレベルでした。
2009/12/07(月)昨日の続き―今日の札幌付近
2009/12/07 15:40

今日の 15:00 頃もこんな感じ。この状態では、気象観測の記録上、積雪0cm です。
札幌に引越しをしてきて、もう17年目になりますが、この日までまともな積雪無しというのは初めてかも。。
#我ながら、ずいぶん長く住み着いていると。。(爆)
今日は暦の上でも二十四節気でいう「大雪」。ローカル放送では騒いでいたのですが、
北海道内でも降っているところはどか雪らしいです。

これは、気象庁の降水レーダ。季節風の風向きは、降水レーダが描く降水の筋で判ります。
今日は札幌付近の季節風が西風になっているので、札幌には地形の関係で雪は降らないのです。そのかわり、小樽あたりで粛々と降っています。この風向きは、TV局とFM局の電波搭が集積している標高 1024m の手稲山をはじめとする山岳地帯が札幌付近に雪雲が流れ込むを堰き止めるのです。ですから、札幌から千歳付近は穴が開いたように降水が無いのです。
函館付近は北西の風になっています。
札幌付近で北西の風になると、天候は様変わりして、どか雪になります。北西に開けた平野のため、雪雲を遮るものが無いので。。
石狩あたりにドバイを真似て地上 800m のビルを林立させれば、ビルが雪雲を堰き止めて、札幌はシーズン通してどか雪にならないかもしれません。そのかわり、石狩付近はどか雪で大変なことになりますが。(^^)
2009/12/06(日)かなり温暖な12月上旬・・・
2009/12/06 22:33
いつものこの時期は、10cm 以上の積雪は普通なのですが。。

久々に私設温度計の記録グラフです。 この時期にこの気温は札幌では珍しいです。
夕方から急に気温下がっていますが、これでも平年よりは高い。
数日後の気温傾向を知るために高層天気図を眺めてみたところ、寒気の南下はかなり弱い。 あと数日は積雪状態になることはなさそうです。
子供の頃から北海道に住んでいるが、12月に雨が降ったことは子供の頃は全く無かったです。
温暖化で雪質変わっちゃうと、道路は通行しにくくなるし、雪が水分がより多くなって重くなる分、除雪も力仕事になるなど色々厄介です。
2009/06/22(月)夏至です。
2009/06/21 24:50

〔2009/06/21 19:03 元ラジオ少年撮影〕
携帯電話のカメラなので、ちょっとピントずれしています。曇っていたので今ひとつです。
JR琴似駅方面に向けて撮影してみました。
三角山放送局(札幌市西区のコミュニティFM局)の送信所が直接見えます。
画像中にちょっと遠くに見える白く細い建物の屋上からの送信で、2006年にここへ送信所を移設してからは、札幌市北区・西区・手稲区あたりでは強力に入感します。
19:00 過ぎですが、まだ明るいです。晴れていれば 20:00 過ぎでも西の空は明るいです。
この時期の朝は、 AM 3:30 過ぎれば明るくなってきます。 約15時間の日照時間ですね。
中波・長波帯に限れば、コンディション自体も今ひとつなことが多く、中波DXにはあまり向かない時期です。
2009/01/03(土)やはり地球温暖化の一環?
2009/01/03 23:40

〔札幌管区気象台/積雪速報より 2009/01/03 発表〕
北海道の大半の地域で平年以下の積雪であることが解ると思います。
オホーツク海沿岸地域で平年より大幅に多い場所がありますが、これは、地球温暖化の際の大きな特徴とされています。
ここからは解りませんが、気温が平年よりかなり高いため、雪質が春先に降るような湿り気の多いもので重たい為、降ってくるとあちこちにこびりつき、道路はぬかるみで通行に難儀し、冷え込むと氷のように硬く滑りやすいものになるためこれまた通行に難儀するものになるうえに、人力除雪が困難になります。北海道のほぼ全域がそんな感じです。
スキーやボードするにもあまり良い雪ではありません。真冬らしい雪は、12/27 頃にさらっと降ったきりです。
オホーツク海沿岸も海水温がいつもより高いために高潮になりやすく、網走市周辺にある幾つかの汽水湖はその影響で塩分濃度が上がっているようで、淡水魚の数が激減しているという話もあります。
高緯度・冷涼な気候である地域ほど地球温暖化がもたらす影響は解りやすい形で現れます。
ただ、個人的には、「地球温暖化が二酸化炭素濃度増加によるもの」という考え方には否定的です。