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1980年代前半、FCM7001 という、フェアチャイルド社の時計用LSIが広く出回っていました。
当時としては高機能な、目覚ましアラームや日付表示機能がありました。
今となっては、生産されておらず入手自体困難です。
この FCM7001 の復刻を試みます。実用的な置き時計としてまとめることになるのですが、
回路設計自体は既に終え、手持ちでは不足な部品の調達を終えたところ。
具体的には、FCM7001 の機能を PIC16F1933 または PIC16F1936 にプログラムを埋め込み、ピン配置を FCM7001 に揃えたものを製作する形になります。
反応が良ければ、限定数販売するかもしれません。
しかし、以下の理由で機能的なエミュレートは出来ても、動作環境の完全なエミュレートは不可能。
・FCM7001 はP-MOS -12V,PIC16F193x は C-MOS +5V。よって電源電圧が異なるので、差し替えての使用は不可。
・FCM7001 にあるCR発振回路部は、PIC16F193x には機能的に不要なのと、該当部分がないため存在しない。
・FCM7001 では、基準クロックとして 50Hz/60Hz の半波整流の負極側を入力可能だが、
PIC16F163x では、同じようなことをすると壊れる可能性高いので、代わりに同じ周波数の 5V方形波を外部供給する必要がある。
以後、不定期になりそうですが、プロジェクトの進行状況をレポートしていこうと計画しています。
肯定的な反応や評価などして頂ければ励みになります。よろしくお願いいたします。