2014/04/11(金)ロシアの声、短波放送も休止か?
2014/04/11 2:46
ネタ元は某所のメーリングリストです。
どうやら、4月に入ってから、ロシアの短波放送が全て停止している模様です。
3/30 からの A14 スケジュール切り替え当日は当方でも 21800kHz だけ確認していました。
ロシアの声日本語放送は 21:00 JST から 5965kHz と 7235kHz にて、イルクーツク送信で放送スケジュール自体は組まれていたようなのですが、全く聴取できていません。
この状況を踏まえ、直接、ロシアの声の技術責任者に問い合わせた方がおり、現状を簡単に整理すると、
・4/1 から、放送衛星を使ったものになっている(日本でこの環境での受信は不可なリスナーが殆どと思われる)
・日本語放送を継続すること自体は決定している
・日本の環境では、放送衛星を使った受信が出来ないことを、ロシアの当局が判っていない
・更にロシア政府の通信省と調整が終わっておらず、実際には日本向けには流れていない
・インターネット放送だけはされている模様
・日本の現状を理解したので、上層部門に説明する
とのことでした。
中波放送が無くなり、短波放送も無くなるのでは、「いつでもどこでも気軽に」というわけにはいかないですね。
パソコンなどの前で聴く、カネのかかるスマートフォンでの聴取、やっぱり不便なので、復活して欲しいですね。
「時代の変化」で済む話とは思えません。
短波放送(出来れば中波も)継続要望を、ロシアの声の日本語課(日本語班?)に送りましょう。
vostok@ruvr.ru で日本語で送れます。
2014/03/26(水)A14スケジュール(2014/03/30 ~) の日本語放送
2014/03/26 22:50
今年は 3/30 より夏スケジュールになります。日本語放送のみを知り得た範囲で、簡単にまとめてみました。
情報参照元: http://hfcc.org/data/
記載時刻はJST
5965kHz ロシアの声 21:00-23:00 6155kHz KBSワールド 17:00-19:00 7215kHz 中国国際放送 22:00-23:00 7220kHz 中国国際放送 23:00-24:00 7235kHz ロシアの声 21:00-23:00 7275kHz KBSワールド 16:00-18:00 7325kHz 中国国際放送 19:00-23:00 7395kHz 中国国際放送 23:00-24:00 7430kHz 中国国際放送 23:00-24:00 9390kHz ラジオタイランド 22:00-22:15 9535kHz 中国国際放送 07:00-08:00 9540kHz イラン国際放送 05:50-06:50 9580kHz KBSワールド 09:00-12:00 9585kHz 中国国際放送 00:00-01:00 9805kHz KBSワールド 18:00-20:00 9840kHz ベトナムの声 20:00-21:30 9840kHz ベトナムの声 22:00-22:30 9950kHz 台湾国際放送 22:30-22:57 9960kHz 聖書の声 23:30-24:30 11620kHz 中国国際放送 19:00-22:00 11680kHz 中国国際放送 08:00-09:00 11810kHz KBSワールド 11:00-12:00 11830kHz イラン国際放送 05:50-06:50 12020kHz ベトナムの声 20:00-22:30 13630kHz イラン国際放送 22:20-23:20 13640kHz 中国国際放送 07:00-09:00 15400kHz HCJB 20:00-20:30 ※毎週土曜と日曜 15525kHz HCJB 07:25-08:00 ※毎週土曜と日曜 15555kHz イラン国際放送 22:20-23:20短波放送自体の廃止が取り沙汰されている「ロシアの声」ですが、どうやら A14 スケジュールにおいても継続の模様です。
しかも、現況の 5980kHz の一波から増波されます。
ただ、この国は特に、シーズン途上でも周波数の増波や停波な日常的ですから、BCLer としては楽観視できません。
21800kHz で 15:00-19:00 JST に聴取できる VOR 英語放送ワールドサービスも継続の模様です。