検索条件
20年近く前に製作した自作の置時計です。
こんなものは、20年近く前であっても、主要回路部分は汎用的なLSIとして1000円前後で売っていたものです。
しかし、所要の機能が無かったために、LSIにするべき回路の内部から設計・製作したのです。
結局、ちまたでは、 C-MOS汎用ロジックICと呼ばれるものを120個くらい使って組み上げました。
これだけ部品が多く、20年近く経つと、あちこちにガタが来ます。人間と一緒です。
やはり、一番最初に逝くのは電解コンデンサですね。
ちょっとした電磁ノイズで、勝手にリセットがかかり、誤動作するようになったので、内部状態をチェックしていたら・・・
端子の根元が腐食していた電解コンデンサ・・・
ちょっと動かしたら、端子がとれてしまいました(苦笑)
他に不具合は特に見つからなかったので、早速交換。
左側の画面はその電解コンデンサ。
静電容量、耐圧ともに現在はこのような値のものはありません。
いつ購入したかも全く記憶に無いくらい古いことは確か。メーカー名も調査しきれませんでした。。
今の電解コンデンサーは、他の電子部品と同様、小型になっています。
右側の画面で黒いコンデンサは、より静電容量が多いのに小さいです。
この黒いコンデンサは、5~6年前に購入したもので、HITANO という台湾メーカのもの。
現在は、同じ静電容量・耐圧なのに、更に小さくなっています。
今回は暫定的修理。劣化している部分があり、その部分は後日、根本的に配線をやり直さないといけないようです。。