2007/06/05(火)PLC行政訴訟は「却下」
2007/06/05 15:06
2007/05/25 に東京地方裁判所にて、「却下」と判決が下ったようです。 どうやら「却下」というのは「門前払い」ということらしい。
同じようなものに「棄却」というのがありますが、これは中身見て、「こんな問題を裁判するのおかしい」ということらしいです。意味が違うのです。
肝心の中身はまともに裁判審理されていないということです。
何かこう、昔の公害訴訟のような様相にも見えます。
たぶん、誰か死亡者でも出ないと動かないでしょう。
電波公害であることには間違いないが、具体的にそれで「死亡」ということは現時点では考えにくいのでなかなか困難を極めることでしょう。
#たぶん、PLC機器のノイズが医療機器に障害を与えたことが原因で、患者が死亡した、といかいう事件でも複数起こらないと、行政はなかなか過ちを認めない。それでは対策自体が遅すぎるんだが・・・
久々にここ(PLC訴訟原告団オフィシャルサイト)眺めると、「却下」判決を理由として、高等裁判所への控訴を行う模様。
以前も触れたが、アマチュア無線を中心にして電波障害の危険性を訴えるやりかたは、ちょっと訴求力に弱いと考えます。 短波帯は、他にも航空無線、船舶無線、漁業無線、電波天文、行政無線、国際通信、国際放送、などにも使われていることだし。