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2006年11月20日の記事

2006/11/20(月)詭弁のガイドライン―PLC編

2006/11/20 15:18 PLC(電力線通信)
元々は関西国際空港と整備新幹線の2ch での論争から出てきたようですが・・・
「PLCは短波通信に大きな妨害を与える」と言ったのに際し、PLC推進派が,,,

1:事実に対して仮定を持ち出す
「PLCは短波帯にノイズを撒き散らすのは事実だが、もし短波帯が無線通信で使われなかったらどうだろうか?」

2:ごくまれな反例をとりあげる
「だが、アメリカでは、PLCの通信事業者発足の動きがある」

3:自分に有利な将来像を予想する
「何十年か後、無線LANが利用できる保障はだれにもできない。」

4:主観で決め付ける
「コンセントに接続するだけで、即LANが使えるこんな便利なものを一般人が歓迎するのは目に見える話しだ。」

5:資料を示さず自論が支持されていると思わせる
「ノイズについては、既に総務省の厳しい基準を満たしている。」

6:一見関係ありそうで関係ない話を始める
「ところで君はコードレスヘッドホンが無線LANと同じ周波数帯で使われているのは知ってるか?」

7:陰謀であると力説する
「PLCに反対する奴らは、既得権を維持するためにやってるだけだよ。お前たちは権力に踊らされているだけ。痛いね。(プ」

8:知能障害を起こす
「いまどき、短波なんて誰使うの、古くさいねぇ、おやじ脂がまみれてるよ。プッ」

9:自分の見解を述べずに人格批判をする
「PLCに反対する奴らは、現実を知らないだけ。もっと現実をみろよ。」
#そっくりそのままお返ししますだよ(苦笑)

10:ありえない解決策を図る
「結局、短波通信を全部廃止して、国際放送も全部TVにしちゃえばいい訳だよね」

11:レッテル貼りをする
「PLCに反対するやつらって、無線オタクだけだろ?これだからなぁオタクは」

12:決着した話を経緯を無視して蒸し返す
「総務省のノイズ基準は、厳しすぎる。なんで厳しいの?」

13:勝利宣言をする
「PLCが次世代のLANになる事はもはや規定の事実なんだが。」

14:細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
「フレキシブルノッチフィルタも知らんの?もっと勉強しして出直して来い」

15:新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
「短波はもう過去の遺物だよ。判ってねぇな」

実際に議論を眺めているわけではないが、議論している場があるとしたら、これに似たレベルで議論されていると勝手に想像しています ^^;