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すでにあちこちで既出ですが、、
NHK報道資料:新しい国際放送に向けて、ラジオからテレビへ → 資料 〔PDFファイル〕
当事者には大変申し訳ないが、勘違いも甚だしいですつーか。
先ず、
・英語放送の充実=国際情報発信力の強化 では無い。
・国際TV放送の充実=国際放送の活性化 にはならない。
不幸にも一種のステレオタイプがNHKに出来上がってしまっている感じがします。
この報道資料からは、今回の見直しで最も重要視すべき近隣諸国への施策が抜けています。
現状維持なのでしょうが、国際放送の現状が貧弱だから外部から指摘された訳で、短波ラジオ放送を縮小しなさい、とは誰も言っていないんですよね。
一番痛いのは、英語TV放送の充実が国際情報発信力の強化に繋がると思い込んでいること。
おそらくNHKが考えているほどの効果は無いと思います。だいたい、国際TV放送てのは、手軽に視聴できるものではないんですよね。
また、内容的にも、海外赴任の経験された方の話聞くと概ね、「割り高なくせして面白くない」と。
比較的視聴する機会を得やすい BBC World TV の日本語放送ですら、短波放送聴くより一般の視聴者にとっては、受信設備からして結構な困難を伴い、どこでも手軽にというわけには行かないでしょう。
なので、この施策はちょっと理解に苦しみます。
国際放送審議会のメンバーもたぶん、頭でっかちの的外れメンバーなんだろうなぁと。