2013/01/22(火)巨大低気圧の消滅
2013/01/21 25:45
この低気圧は、その後衰退しはじめて、カムチャツカ半島の東海上でしばらく西へゆっくり進みながら、中心気圧が上昇しつづけ、衰退の一途でした。そして、一昨日あたりから、今度は千島列島に沿うように南西に移動し、北海道東海上まできたところで、南東に向きを変え、この天気図に至ります。
図中、赤矢印で示した小さな低気圧が、かつての 936hPa までになった巨大低気圧本体なのです。
この次の 21時の天気図では、この低気圧は消滅しています。寿命は台風(熱帯低気圧)とそれほど変わらないのでしょうかね。
朝鮮半島には新たな低気圧が発生しています。今回も上空の気流の関係で、日本の太平洋沿岸を通過していくと思われます。
今回は寒気の南下が前回ほどではありませんが、雨と雪の境目がちょうど東京付近です。
天気予報ではどうなるかわかりませんが、個人的には湿った雪が降る覚悟はしておいたほうが良いように思います。