2016/12/23(金)またドカ雪・・
2016/12/23 16:18
昨夜の時点で 30cm は降って、一度除雪したのですがまた 10cm 以上積もっています。
札幌管区気象台での積雪観測値は 91cm (12/23 16:00)だそうです。最も積雪が深い時期(2月下旬ころ)と大体同じくらい。
この降雪ですが、範囲は広いかもしれませんが、案外局地的です。
次に、気象庁提供の降水レーダ。昨日から札幌付近はこんな感じです。
北海道には函館・札幌・釧路に降水レーダが設置されていて、それらを合成したものがWebサイトで提供されています。
このうち、函館の降水レーダはどう見ても不感帯のようなものがはっきりとしていますね。
いつものことなのですが、奥尻島に向かう方角と、江差に向かう方角に不自然な筋が入っていますし、不自然な降水無しの部分が見受けられます。
天気予報はともかく、防災気象に影響ないのでしょうかね。。
2016/10/21(金)平年より大幅に早い初雪
2016/10/21 2:49
気温が一気に10℃以上下がってます、
筆者の自宅付近では積雪4~5cm くらいですね。
地元住民でもまだ冬支度していない人が圧倒的で、幹線道路はノロノロ運転、しかし交通量はかなり少なめでした。
某ラジオ局(東京からの全国中継)の挨拶・・・
『きょうは、季節はずれの暑さでしたが、皆さまご機嫌いかがでしょうか』・・・・
「寒くて雪積もっとるわい、ボケ!!」と思ったのは言うまでもないです。はい。
2016/08/01(月)札幌としてはちょっと異常な高温
2016/08/01 4:06
外気の気温は右側の表示です。
エアコンを切ると、室温(左側の表示)5分も経たないうちに26℃くらいになります。
1994年のちょうど今頃だったと思いますが、札幌でも熱帯夜(最低気温25℃以上)になったことがあります。
そこまでではないようですが、この気温は北海道の夏としてはちょっと異常な部類になりますね。
2016/06/22(水)北海道としては夏の気候
2016/06/22 2:18
この時間でもこの気温(右側)ですので、北海道的には気温が高いほうです。
昨日が「夏至」だったんですね。
最近は、特に晴れている日はAM3:30頃になると明るくなってきます。これからは少しずつ遅くなりますね。
徹夜作業していると、夜明けの時間帯が日々変わるのも実感します。
2016/01/11(月)海水温が高い・・・
2016/01/11 20:19
正確には、平均すると積雪は少な目だが、局地的に積雪が多いところと少ないところの差が極端といったほうがいいかもしれません。
気候の変動は海水温も関係しているのでちょっと見てみたら・・・
特に北海道の釧路沖から八戸にかけての太平洋海域の海水温がえらく高い。
平年比+5℃くらいはありそうな勢い。
これだけ海水温高い状態が春まで続いちゃったりすると、釧路沖でクロマグロが捕獲出来てしまうかもしれんですね。はい。
北海道日本海沿岸も高めです。平年比+1℃~+2℃くらい。
この時期のオホーツク海は流氷が来るくらいなので、海水温はこの程度です。周囲の海域と比較しても冷たいわけです。
紋別沖に向かっている+1℃以下の出っ張りは冬に明瞭に出現するというオホーツク海を反時計回りに周回する海流が作り出しているもので、「東サハリン海流」と呼ばれているそうです。この海流が地球上で最も低緯度に流氷を運んできます。
#オホーツク海の海水温は、2月に向けてさらに低下します。
本題ですが、日本海側の海水温が高いと、それだけドカ雪になる確率が高くなるはずです。
それは海水温が高いほうが雪雲が発達しやすいため。
ところが実際はそう単純ではないようで、どうやらシベリア寒気の季節風のほうが弱いのかな、というふうに考えざるをえません。実際、北極圏付近の寒気団の生成規模はいつもより小さめで、北半球で最も冷たい寒気は現在北海道からサハリン付近にある状態で、ここで自滅する感じです。(→ HBC〔北海道放送〕提供の専門天気図参照)
雪雲ができても規模が小さいので局地的な降雪やにわか雪で終わるパターンが今シーズンは多い。
札幌付近よりも留萌や羽幌、幌加内などへの降雪が多いのは、西風が吹く日が多いのも影響している模様です。
この時期、いつも台風のように発達しながらアリューシャン列島に向かっていく低気圧がいつもより少し南寄りを通過することが多いせいでしょうか。
北海道におけるエルニーニョ現象の影響は暖冬よりも冷夏と夏の大雨に遭遇しやすい(体感的に)ものですが、この冬の寒気のヘタレぶりはエルニーニョ現象の影響なのでしょうかね。