検索条件
この時期になると、個人的にそれとなく気になります。
オホーツク海の流氷は、地球上で最も低緯度にやって来ます。
斜里がその南端で、緯度にして、北緯43°55′あたりになり、地球上でもっとも低緯度です。
インターネットの普及で、現在ではこの海氷状況が容易に把握できるようになっています。
下記は、札幌管区気象台提供の海氷情報
一般向けは以下の2件。
他にも東海大学提供のものなど幾つかありますが、ちょっと専門的です。
http://www.jma-net.go.jp/sapporo/seaice/seaice.html
〔札幌管区気象台 海氷・流氷の情報〕
小樽に本拠を置く、第一管区海上保安本部でも提供しています。
こちらのほうが歴史が長く且つ比較的精度良いようです。
http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN1/1center.html
〔第一管区海上保安本部 海氷情報センター〕
札幌管区気象台は、毎年 12月下旬頃から翌年4月一杯まで、 第一管区海上保安本部は、流氷の先端が北緯46°付近に達する頃を見計らって提供開始し、翌年の3月以降に流氷の先端が再び北緯46°以北に後退するまでの提供です。
毎年、サハリン東海岸沿いに南下し、知床半島の先端あたりで接岸し、その後、網走、紋別、枝幸の順で接岸後、勢い余って太平洋沿岸や稚内方面に流れるというのがパターンです。
なお、流氷の上では絶対に遊ばないように。
海岸に打ち上げられている流氷で遊んでも駄目です。眺めるだけにしましょう。
過去に死亡者が複数おり、地元の警察や消防に見つかると、きつく叱られることでしょう。
しばらく更新できませんでしたorz
これは、気象庁提供の1/7 AM 09:00 の500hPa 面気温予想図を一部切り取ったものです。
シーズン中でもあまりやってこない強烈な寒気が北海道付近に入っています。 500hPa面(上空約5300m) 高層予想気温分布で、 -42℃以下の寒気(図中 青色の部分)がそれで、条件が揃うと、どか雪になります。また、今シーズンは夏の猛暑で日本海の海水温が高めで、更にどか雪になりやすいです。
また、サハリンの北側には、これまた滅多に見ない -48℃以下の寒気(図中 藍色の部分)が見えています。
非常に強烈な寒気の芯です。
数日間、北海道上空には -36℃以下の寒気が居座る見込みで、山陰まで平野部で積雪状態になりそうな程度の上空の寒気の状態で、日本海側では豪雪に警戒です。
太平洋側を低気圧が通過することがあると、首都圏でも雪になります。
それくらい強い寒気が来ています。